旅に欠かせないスイスのアーミーナイフ

アーミーナイフも旅には欠かせない道具だ。私は、日本では、Wengerhttp://www.wenger-knife.ch/のサイクリスト用のものを持ち歩いているが、海外旅行のときはVictorinoxVictorinox http://www.victorinox.com/のスタンダード・タイプを愛用している。Victorinox社にはグルメ、釣り人、ドライバー、ハンター、ゴルファー、トラベラー、レディスと多様な旅の目的に対応した製品がある。
ビクトリノックス・ジャパン http://www.victorinox.co.jp/が『ビクトリノックス・ストア青山』を渋谷の青山学院の前に開いたというので、昨日見てきた。Victorinox社にもサイクリング用というのがあったが、これはスタンダード・タイプにチェーンカッターやパンク修理機能がセットになっった“マウンテンバイクツールキット”に過ぎなかった。それよりも、トラベラー・タイプが3種類ほど有り、ミニマグライトとコンパス・温度計などがセットになった“トラベルセット”(12,000円)が目についた。ナイフ本体に発光ダイオードのライトを組み込んだLite Seriesも便利そうだ。
Wenger社のアーミーナイフは、ウェンガー/日本シイベルヘグナー株式会社 http://www.nshcgj.jp/brands/wenger3/Army%20Knife/products/brand-top.htmのサイトやバロックハウスのウェンガーのページhttp://www.barockhaus.co.jp/3-wenger.htmで製品を見ることができる。後者のサイトでは、愛用のサイクリスト用が\4,680(定価 \5,600)で売られていた。
 スイスの友人に軍隊に入ったときに支給されたという正真正銘のアーミーナイフを見せてもらったことがあるが、肝心のワインの栓抜きが付いていない。聞いてみると、「スイスの司令官は新兵が何を企てるか知っているからさ」とのことだった。もちろん、新兵は入隊に当たって別途、栓抜き付きアーミーナイフを持参するのが伝統だそうである。
私は、アーミーナイフとは別に写真のような折りたたみ式ワインの栓抜きも旅に持参するようにしている。これは、栓抜きの横棒がスクリューの鞘になって納められるというもので、ドイツ語圏の金物屋で手に入る。昔は、機内持ち込みにしても問題はなかったのだが、最近は機内預かりにされてしまうことが多い。