今年も、2月初めに岩手県の大迫町の山奥にヴィノテーク・オーストリアhttp://www.edelwein.co.jp/05vino/index.html という第3セクターが運営するワイン博物館兼ショップからクリアランスセールの案内葉書が届いていたが、紹介するのを忘れていた。決して、お得なワインを買い占めてからお知らせしようとしたわけではないので、ご容赦を。
ヴィノテーク・オーストリアは、約100種類、2万本のオーストリア・ワインを貯蔵・試飲提供・販売しており、インターネットでの注文も可能で、時折りこのようなクリアランスセールも行っている。What's Newのページhttp://edelwein.co.jp/cgi-bin/newsform.cgi の「ヴィノテーク・オーストリア クリアランスセールのお知らせ」を開くと、「2月28日までインターネットからの申し込みを含め20%引き」とある。送料も1万円以上の買い上げで無料になるそうだ。さらに期間中、通常価格の半額という破格値奉仕ワインもあり、クレムス円舞曲'97 が800円、クレムスノイブルガー'97 1,000円、シュルンベルガープライヴァートケラー'97 1,800円という割引後価格でホームページ上で紹介されていた。
ホームページには「オーストリア・ワインの特徴」についても詳細な解説がある。
オーストリア・ワインが大好きな私は、この山奥のヴィノテークを訪ねて行き1,050円で30種類ものワインを試飲(現在は525円で約20種類)させてもらうという至福の時を過ごしたことがある。
一体どうやって2万本ものワインをオーストリアから岩手の山奥まで運んでくるのか不思議に思ったが、ここで、酔っぱらっていたときに答えがひらめいた。ウィーン西駅から“銀河鉄道”に乗せて、近くの遠野の駅まで天翔けて運んだに違いない。カンパネッラやジョヴァンニが付き添いながら。
オーストリア・ワインの魅力については拙著「ウィーン旅の雑学ノート」でもふれさせていただいたが、時代にマッチした辛口嗜好/気候にも恵まれ天然ワインが豊富/アルコール度も充分/葡萄の種類も豊富でワインの個性が豊か/ワインを味わう舞台設定が整っている などその魅力を語り出したら尽きることがない。
なお、ヴィノテーク・オーストリアでは、例年3月頃に「オーストリアワインお楽しみ袋フェア」も開いている。今年は、3月15日〜31日の期間実施する予定だそうだ。「お楽しみ袋」だが、昨年は、甘口・辛口の好みをリクエストすることもできた。また、「お楽しみ袋の中身は、購入金額の2倍相当のワインが盛り沢山」と案内に書き添えてあった。
☆写真は ドナウ本流を眼下に見下ろすブドウ畑に囲まれた一軒家のホイリゲSirbuにて
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