スタンプツーリズムとご当地クリアファイル

 全日空の機内誌「翼の王国https://www.ana.co.jp/anafan/magazine/index.html4月号に「花のスタンプツーリズム」という記事があった。東京目白にある「切手の博物館http://yushu.or.jp/museum/にある「花の切手コレクション」にふれての記事だった。スタンプツーリズムという言葉は初めて目にしたが、なるほど記念切手収集の視点から旅のおみやげを買い求めてみるのも面白い。
振り返ってみれば、自分でもウィーンやフィレンツェに関する切手は訪れるたびに中央郵便局の切手コレクターの窓口に行って買い求めている。とくに、音楽家や画家、建築、映画、歴史、グルメに関するものは結構拾い集めている。モーツァルトエリザベート皇后などの記念イヤーには集中的に発行されることもある。
 そういえば、飯島恒雄さんから「四角い500の旅人たち−音楽切手世界めぐり」(発売現代出版)という著書をいただいたこともあった。
 自分の趣味に合わせて特定のジャンルの記念切手を旅先でコレクションしていく「マイ・スタンプツーリズム」の成果をアルバムに整理していくのも面白いだろう。かさばらず、安価なので、相手の趣味嗜好に合わせて切手をおみやげにするという手もある。
 検索してみるとStamp Tourismという言葉は外国ではポピュラーなようだ。下記のようなサイトも見つかった。
The timbrecom allured professionals of tourism http://www.timbrecom.fr/stamp-tourism.php 
Stamp Saluting Tourism http://www.fsmgov.org/press/pr031396.htm 
当欄過去記事:「外国の記念切手を旅のおみやげに」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050520
最近のマイ・ブームは、観光スポットや美術館などで売られているオリジナルのA4版クリアファイルをコレクションすることだ。長崎の旅でも出島や県立美術館、歴史博物館などで絵画や昔の風景を絵柄にしたファイルスを6枚ほど買ってしまった。これをガラス窓に両面テープで貼り付けるとステンドグラスのようなイリュージョンが楽しめる。また、旅先で入手した資料を整理するのにも格好だ。

切手が語るモーツァルトの世界

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IT’S A STAMP WORLD!―切手に恋して

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