アジア旅行に役立つサイト その1

今回は、その1として、アジア全体もしくは特定地域を対象とするサイトを取り上げ、明日は、アジア各国のサイトで目についたものを取り上げたい。
 話はいきなりそれるが、友人の女子大生の娘さんから聞いた話だが、日本のチームがアジア・スポーツ大会に出場するというテレビ・ニュースを視て「なぜ、日本がアジアの大会に出場するの?」とクラス一同で不思議がっていたそうだ。

□財団法人アジア太平洋観光交流センター(APTEC)http://www.aptec.or.jp/ は、アジア太平洋諸国からの期待に応えて、世界観光機関アジア太平洋センターの活動支援を行うほか、観光交流の推進、観光情報の発信、観光学の振興を行っている。「航空機を利用する観光旅客等の実態調査」などのレポートも豊富。「観光に関する学術研究論文」http://www.aptec.or.jp/kakonyuusensha.htmには「当事者からみたバリアフリー旅行の実証的考察」、「ヘルスツーリズムの理論と実際」など優れた論文が並んでいる。

メコンプラザhttp://www.mekong.ne.jp/ は、メコン圏6ヶ国・地域(ベトナムカンボジアラオス、タイ、ミャンマー雲南省)の総合情報サイト。各国の旅行記・手記エッセイ、旅行情報、コラム、フォトギャラリー、「メコン圏関連の有用サイト紹介リンク集」がある。また、メコン圏で起きた歴史的出来事に関する膨大な記事や「手漉き紙」、「ウルシと漆工芸」など東アジア文化の源流と日本文化との関連を探るレポートも充実。旅行前にメコン圏の理解を深めるのに大いに役立つ。

□アジア情報大事典http://www.asia-network.jp/は、アジアネットワーク社が運営する自薦登録型のアジア関連総合リンク集。4,200以上のリンクがあり、「旅行記」「歴史」「芸能」「健康・衛生」「ホテル」「レストラン」「メールマガジン」「リンク集」など45の「項目別メニュー」からの選択のほか、「国別メニュー」から各国の「項目別メニュー」を見ることもできる。「アジア一周雑学クイズ」「カンボジア百科&ビジュアルガイド」などが並ぶ「アジア発見リンク」も必見。

亜細亜料理を楽しむ会http://www.geocities.co.jp/Foodpia/8400/index.htmlは、アジア料理を食べたり作ったりして楽しんでしまおうという50人ほどが集う会のホームページ。地域別に分類された画像付レシピ集は「インド・ネパールパキスタン系」だけでも40種の料理が紹介されている。「おすすめのお店」には食べる会で訪れた店を中心に日本ばかりか現地の店も写真入りで紹介されている。掲示板には会員が撮った写真を集めた「アジア料理アルバム」もある。アジアに旅立つ前にぜひ味わっておきたいサイトだ。

□清海老師の研究室http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~yamakiyo/は、チャイナタウンや華人社会の研究を行っている大学教授が運営するサイト。旅先でふと訪れたくなる異国のチャイナタウンに関する豊富な情報や画像に導いてくれる。とくに、現地発のフレッシュな情報へのリンク集「もっと知りたいチャイナタウン・華人社会」と「写真で見る世界のチャイナタウン」が充実している。文献・図書情報も華人の持つ日本人観や世界観の勉強に役立つ。地図/地理/旅行 サイトへのリンク集も設けられている。

□野次馬的アジア研究中心 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9613/ は、「野次馬的アジア研究センター」が運営する、旅のレポートや雑学的報告を集めたサイト。「世界飛び地領土研究会」「東ティモール野次馬紀行」「国民党兵士の落人村を訪ねて」「いけないリンク」など思わず開きたくなるタイトルが並ぶ。アジア各国のニュースを翻訳サイトを通した“怪しい日本語で読める”「アジアメディアリンク」も貴重。「アジア国別リンク」のページもあり、インドネシアだけでも30ほどのサイトがリンクされている。

□ハロタイ・ドットコムhttp://www.hellothai.com/ は、仕事や生活等の目的で現地に滞在する人向きの情報を集めた国別ポータルだが、旅行者にとっても貴重な情報が溢れている。タイ、シンガポールインドネシアベトナム、上海、帰国ガイド版がそれぞれのポータルを構えており、それぞれが、ニュースや掲示板、買物、交通、基本データ、エンターテイメント情報などの項目を掲載している。ページトップには、地理・気候、旅行・スポーツ・余暇、個人ページなどの充実したリンク集がある。

アジアでどんな戦争があったのか―戦跡をたどる旅

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