ヨーロッパのロードレース 観戦・体験ツアー

 ロードレース競技の最高峰「ツール・ド・フランス」は、今年初めて、英国を出発地点とする。ロンドンをスタートして「イングランドの庭」と呼ばれる南東イングランドのケントを駆け抜けダンケルクでフランスに上陸するというコースだ。
今年のレースの詳細は、自転車雑誌「サイクルスポーツ」の「2007年ツール・ド・フランス」のページにhttp://www.cyclesports.jp/3tour/tourdefrance07/index.html詳しい日程表が載っている。
 そのページからは日通旅行主催の「ツール・ド・フランス観戦ツアー9日間」のページへのリンクも張られている。このツアーは英国ではなく、フランスでの観戦が主体だ。
 英国での「ツール・ド・フランス」ルートを、一般参加者が体験できるサイクル・ツアーも英国のキャピタル・ツアー社http://www.capital-sport.co.uk/が主催しており、詳細は'The Tour' 07 http://www.capital-sport.co.uk/gentle-cycling/tour_de_france_tour.htmのページで見ることができる。

 一方、トップツアー(旧東急観光)http://toptour.jp/は、イタリアのロードレース「グランフォンドピナレロ 参加ツアー」を発売している。
 コースはピナレロ社の工場もある、アルプス山脈の西南部、ヴェネト平野に位置する古都トレヴィーゾをスタート・ゴール地点として開催される。コースは全長186キロを走るグランフォンドの他、125キロのメデイオフォンド、45キロのグルメフォンドの3コース。特にグランフォンドは標高差1,030メートル、制限時間10時間のタフなコース設定で、本格的なロードレースを目指す人向け。
グルメフォンドは、初心者向けで、トレヴィーゾ周辺の特産品を食べながら、小さな町々を巡るユニークなコースだ。
 このツアーの魅力の一つは、ピナレロ社の高性能カーボンフレーム自転車のレンタサービスがあり(有料:100ユーロ約15000円)、完走後にその自転車を格安で購入することも可能なことだ。
 詳細は、ピナレロ・ジャパンの「GRANFONDO PINARELLO オフィシャルツアー2007」http://www.riogrande.co.jp/modules/ctnews/view.php?p=6のページを参照のこと。

 当欄の関連過去記事:
□「五官で自然を味わうサイクリング旅行のすすめ」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060704
□「2005年サイクルロードレースツール・ド・フランス”が7月2日スタート」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050701

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人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか

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