旅先からの絵はがきの感覚で作られたキャリア・ウーマンのサイト

 Postcards From Millie http://www.postcardsfrommillie.com/は、ファッション業界で20年以上活躍しているVictoria Ugarte女史が個人で運営する旅とファッションとグルメに関するサイトだ。
トップバーにはStore(通販)、About、Forum、News、Blog、Holidays and Festivals(宗教・国別の移動祝祭日調べに便利)などが並び、その右下には、Travel profile、Your Letters、Your Business、Millie Says、Best of the Web、Millie's Recipes、Travel Archives、Millie's Musings、Millie Recommendsなどの項目がある。Millie Says にあるMillie's 10 Commandments of Travel(ミリエの旅の十戒)やBest of the Web(おすすめリンク)などが興味深い。
まだ、始まったばかりのサイトだが投稿が増えてくればさらに充実していくだろう。

絵はがきの感覚で作られたサイトで思い出すのはAway.com http://away.com/index.htmlだ。このサイトはかつて「カルチャー、冒険、グリーンなど興味に合った旅を提案してくれる双方向旅行サイト。登録(無料)し、最大6つまでの目的地、興味を登録するとMy Guidebookが作られ10万ページに及ぶデータを活用できる。My Trips機能を活用すると興味にマッチした現地発ツアーを検索できるばかりでなく、スペシャリストの助言も得られる」と紹介したが、双方向性機能は縮小された代わりに、“Find Rates”という複数の旅行サイト横断価格検索機能が設けられていた。
 Away.com は現在旅行販売サイトの大手Orbitz Worldwide http://www.orbitz.com/の傘下に入り、同じ系列のCheapTickets、ebookers、Octopus Travel、HotelClub.com、RatestoGo.com、Travelport.comなどとの連携も強めているようだ。連携先についてはAbout Us http://away.com/reg/network.htmlにリンクが張られているので興味のある方はサーフィンしてみるとよいだろう。
Away.comは、今でもYour Daily Escapeを初めいくつかのメールマガジンをほぼ毎週送ってくれる。メールマガジンは右上のMy Accountから登録し、E-mail Newsletter Subscriptionsで申しこむことができる。昔は、メンバーの好みと居住地にマッチした切手まで貼ってあるという絵はがきデザインの写真を毎週送ってきていたが、現在はデスティネーションの写真は送ってくるものの、絵はがきのデザインは止めてしまったようだ。

■今日のブックマーク&記事■ 
□「日刊トラベルビジョン」http://www.travelvision.jp/ 08年10月23日朝刊記事
 「トリップアドバイザー、正式サービスを開始−試験サービスに79万人が集まる」
  http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=38579
 当欄の「アメリカの旅行クチコミ・ポータルに日本語版登場」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080819でも紹介した「トリップアドバイザー」http://www.tripadvisor.jp/が10月22日に日本でのサービスを正式に開始したという記事。そう今までは、ベータ版だったのだ。記事によれば、「日本語のクチコミの収集を目的として、アップルワールドの約3万6000件のクチコミの提供を受けたほか、日本航空JALマイルプレゼントキャンペーンで体験談の共有を促している」そうだ。

絵はがきの時代

絵はがきの時代

The Golden Age of Postcards: Early 1900s Identification & Values (Identification & Values (Collector Books))

The Golden Age of Postcards: Early 1900s Identification & Values (Identification & Values (Collector Books))