観光局サイトをフルに活用しよう その2

 在日外国観光局協議会(ANTOR)が共同で開いたポータル・サイト「海外旅行に行こう!」http://www.kaigairyokou.net/というサイトには、網羅性は欠けるものの各政府観光局のイチオシのイヴェントが紹介され、リンクから各政府観光局のサイトに飛んで詳細を確認することもできる。このサイトのお手本となったヨーロッパの33カ国の政府観光局が結集する在ニューヨークの組織European Travel Commission在米支部が運営するホームページVisitEurope.com http://www.visiteurope.com/ がさらに使いやすくなっていた。Calendar of Events http://www.visiteurope.com/events.aspx のページは検索機能を持っており、2009年までのイヴェントが検索できるようになっている。もっとも、09年は今のところ一件も登録されていない。
VisitEuropeは、VisitEurope newsletterというメールマガジンも発行しており、これが実に巧みにヨーロッパの“旬”を紹介している。11月号では、EUROPEAN CHRISTMAS MARKETを特集しており、10月号では、ヌーヴォー・ワイン等秋のワインの収穫を特集していた。
トップページの左下方のOUR NEWSLETTERをクリックするとメールマガジン購読申し込み画面が開き、先月号を閲覧することもできる。
各国の政府観光局もその多くがメールマガジンを発行し始めているので、興味のある国のメールマガジンを申し込んでおくとよいだろう。オーストリア政府観光局 http://www.austria.info/jp/の「オーストリア・トラベル・ニュース」は、「旅行代理店」向けに発行しているようだが、バックナンバーの6号分ほどはウェブ上の「オーストリアトラベルニュース」から閲覧することができる。最新号は、クリスマス市のほか、「ホットワインこの時期、体があたたまる『グリューワイン』を作ってみよう!」という詳しいレシピを紹介する記事があった。