海外旅行関連のメールマガジンを紹介

今回は、旅行関連のメールマガジンで毎号目を通しているものを紹介したい。旅行関連の無料メールマガジンは50種ほど配信を受けているが、ほぼ毎号目を通しているのは以下のものだ。なお、紹介するメールマガジンの中には購読者を旅行関連の仕事に従事している人に限定しているものもある。
 日本の旅行業界の中で働く12万人のうち16,366 人が読んでいるというトラベルビジョンhttp://www.travelvision.jp/の「日刊トラベルビジョン」は、旅行業界誌が取り上げるような最新ニュースや現地情報、注目情報、プレスリリース、求人情報を毎日届けてくれる。
株式会社オデッセイ”添乗集団”http://www.tour-com.jp/ の「添乗員の為の情報マガジン」は、毎週水曜日発行で、購読者も「”添乗員”に興味のある方も是非どうぞ」と間口が広い。「添乗員さんへの役立ち情報」を他のメールマガジンウェブマガジン、プレスリリースなどからも情報を求めて掲載している。安全情報や観光スポットの閉鎖などの情報も取り上げている。
 OTOA.com http://www.otoa.com/は、海外で実際に現地手配を行っている日系ツアーオペレーターの国際組織である日本海外ツアーオペレーター協会のホームページだが、旅行業界関係者限定のメールマガジン「OTOAニュース旅行業界版」を発行している。メールマガジンの内容はほとんどが、ホームページ上にも掲載されているので、一般の人はウェブマガジンと考えて定期的にチェックするとよいだろう。
海外格安航空券に関してはメール会員数8万人突破というCASTour http://www.castour.com/の毎週水曜日発行の「とくとくチケット情報」と、年数回、超格安な情報が流れる「バーゲンチケット情報」を読んでいる。航空券に関しては、アルキカタ・ドット・コムhttp://www.arukikata.comの出発間際の格安チケットを案内する「アルキカタ遅割りニュース」と「アルキカタ週末ニュース」にも目を通している。
 ヨーロッパの33カ国の政府観光局が結集する在ニューヨークの組織European Travel Commission在米支部が運営するホームページVisitEurope.com http://www.visiteurope.com/ が毎月発行しているVisitEurope newsletterは、実に巧みにヨーロッパの“旬”を紹介している。11月号では、EUROPEAN CHRISTMAS MARKETを特集しており、10月号では、ヌーヴォー・ワイン等秋のワインの収穫を特集していた。
 フランス国鉄SNCF)とスイス国鉄(CFF/SBB/FFS)のジョイントベンチャーの鉄道販売促進機関Rail Europe の日本語サイトRAIL EUROPE JAPAN http://www.raileurope.jp/は、月刊のメールマガジンを一般旅行者向けに発行しており、「ヨーロッパ鉄道旅行ファンにお届け!旅が楽しくなる最新ヨーロッパ鉄道情報!」と銘打った「今月のニュース」や「レイルエキスパート」が教えるヨーロッパ鉄道お勧め旅行プラン、「ヨーロッパ各国の政府観光局ホームページから今月の注目現地情報を一挙紹介!」するWhat is new in Europe? など、なかなかの充実ぶりだ。
 各国の政府観光局もその多くがメールマガジンを発行し始めているので、興味のある国のメールマガジンを申し込んでおくとよいだろう。私は、旅行代理店向けに発行しているオーストリア政府観光局 http://www.austria.info/jp/の「オーストリア・トラベル・ニュース」と、チロル州観光局日本担当オフィス http://www.jtc.at/cmsjtc/cms/front_content.php不定期的に配信中のニュースレター「チロルからのお便り」を購読している。
Google検索エンジンで「ハンガリー メールマガジン」といった検索を行って興味のある地域の日本語メールマガジンを探し出すこともできる。
 「旅」をテーマにガイドブックや旅行関連書籍、古書、旅行グッズを販売するスタイリッシュな本屋「BOOK246」http://www.book246.com/index.html が発行する「BOOK246メールマガジン」も愛読している。「BOOK246リレーコラム」や「地上で読む機内誌」がコンセプトの「PAPER SKY」http://blog.excite.co.jp/papersky1編集部が選んだ「TRAVEL NEWS」、古書も含めた「新入荷商品ピックアップ」などの連載がある。
なお、「まぐまぐhttp://melma.com/で配信している旅行関係のメールマガジンは、「まぐまぐ」トップページの左フレームの「カテゴリ検索」欄の「旅行・レジャー」を開くと、
「発行部数ランキング」が表示される。下位カテゴリの海外旅行(99) アウトドア(49) 宿・温泉(56) 格安チケット(13) などのジャンル別でランキングを見ることもできる。
 久しぶりに開いてみると、ずいぶん顔ぶれが入れ替わっていたのに驚かされた。