スイスの国際放送局が運営するスイスに関する日本語総合情報ポータルSwissInfo http://www.swissinfo.org/sja/swissinfo.html?siteSect=100が、「未来の観光旅行はこんな感じ」http://www.swissinfo.org/sja/swissinfo.html?siteSect=105&sid=6602866&cKey=1144135193000という興味深い記事があった。今年100周年を迎えるスイスの大手旅行会社クオニ(Kuoni)http://www.kuoni.com/が、それを機会に「未来の旅行業界と市場の行方」を調査した結果の一部を紹介したものだ。
「2020年の旅行者は一つの屋根の下に全てが揃っているリゾート地で休暇を過ごすのかもしれない。空港だってその中に入ってしまうのだ」、「長距離の旅行がもっと早く安くなることだ。インターネットのおかげで現地調査やサービスもより簡単に安くなるだろう」といった記事とともに、「中流階級が少なくなり、非常に安く旅行に行きたいと思う層とかなり贅沢な旅行を選ぶ層に二極化する。しかも彼らは現在よりも自分が何にお金を使うかに敏感だ」、「環境問題も深刻化するので、今のように太陽の下、トロピカル・ビーチで一週間を過ごそうとは思わなくなるかもしれない」、「観光旅行の裾野は広がるが、一方で人々の要求は今より厳しくなる。安易なパッケージ旅行よりも、個人の好みにあった旅行をしたいと思う人々が増える」といった記事が並んでいる。
Gencheez(ゲンチーズ)http://gencheez.com/ は、「世界の“今”がわかるブログポータル」。世界地図をクリックすると、そこに住むブロガーによる、現地からの投稿記事が見られる。またブログを持っている人なら、誰でもGencheezに自分の記事を載せられる。ホットカテゴリーで「旅行」のジャンルを選べば、より集中的に旅行関連記事を見ることができる。「AT - Wien ウィーン以外のオーストリア」、「Australiaの街で出会ったBeetle情報」などのホットカテゴリー項目もできていたが、記事は空っぽだった。
産経新聞の「SankeiWeb」に「ネットへようこそ、団塊世代 専用サイトなど続々 」http://www.sankei.co.jp/news/060416/bun040.htmという記事があった。「Re:log」(凸版印刷)http://relog.jp/や「BIGLOBE Station50」http://station50.biglobe.ne.jp/、「YAHOO! セカンドライフ」http://secondlife.yahoo.co.jp/ 、「語ろ具」(@nifty)http://golog.nifty.com/、「DORON」(All About)http://doron.allabout.co.jp/、「おとなのたまり場 ボンビバン」(小学館)http://bv-bb.net/index2.html、「楽天シニア市場」http://event.rakuten.co.jp/senior/がリンクとともに紹介されている。これらの団塊世代向けサイトはいずれも「旅行」に関する情報発信やアフィリエイト・リンクを重視しており、海外旅行の情報源としても使えそうだ。
☆写真は、スイスのチューリッヒにあるフラオミュンスター寺院にあるシャガール作のステンドグラス
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