石垣島で早めのサマーヴァカンス その2


◇第2日目 7月7日(土)
ビュッフェ・スタイルの朝食をとった後、ホテルの前の底地ビーチで泳ぐ(昨日付の写真参照)。どういうわけかシュノーケリング禁止となっていた。また、ハブクラゲhttp://www.lifeguard.co.jp/shopping/habu.htmlという恐ろしい名前の猛毒クラゲが出没しているとのことで、クラゲ除けのネットの中で泳ぐよう注意書きが掲示してあった。
ネットの中では魚も少なく、サンゴも見られなかったので、早々に切り上げて、昼食時まで部屋でノンビリと過ごした。
 ホテルでの昼食は、八重山そばセット945円。出汁が美味しかった。

 13:20より、連泊客に無料提供されるシュノーケリング・ツアーに参加。ホテルには充実したマリンプログラムhttp://www.seamensclub.co.jp/marine/program.htmlがあり、宿泊客以外の参加もあるようだ。
 「マリン倉庫」で、ウェットスーツやフィンを選び、白い三角屋根の「マリンクラブハウス」で簡単な説明を受ける。午後の参加者は、私と体験ダイビングに参加する夫婦の3名だ。
 車で底地ビーチの桟橋まで運んでもらってから、小さなボートで沖合に停泊中の「グランブルーIII号」(定員32名/57フィート)に向かう。
 女性のインストラクターがウーマン・トゥー・マンで付き添ってくれるので慣れない人にも安心。実は、シュノーケリング歴は50年近いのだが、正式に習ったことはない。なにしろ、シュノーケルの先に海水除けのピンポン球がついていた頃からのことだ。
今回教わってみると、マスクの曇り除けや潜るときのコツなど今まで知らなかったことを後悔するような貴重なことがいくつもあった。
インストラクターは、ただ長いだけのシュノーケリング歴に安心したのか、ひと通りのレクチャーを終えると、シュノーケリングを楽しんでいる間はずっと傍にいて見守っているだけで放任してくれた。
シュノーケリングを始めて見ると、珊瑚礁の美しさと泳ぐ多様な魚の姿にすっかり魅了されてしまい、1時間弱の予定時間があっという間に過ぎてしまった。

マリンプログラムの模様は、シーマンズクラブのスタッフが書き込んでいるブログ「石垣島の海〜川平より〜」http://seamensclub.seesaa.net/で画像とともに詳細を見ることができる。台風対策やボートでのランチの写真まで掲載されていて興味深い。

出発前に、「Kodak スナップキッズ 15m 防水27枚撮り」http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/consumer/snapkids/15m/という、“水深15mまで潜れることを保証した世界初のレンズ付フィルム”(Amazonで882円)を買ってきていたのだが、うっかりして海に持って行くのを忘れてしまった。ここで、紹介している画像は翌8日に撮ったものだ。
 この画像は、「スナップキッズ」で撮ったネガフィルムのスリーブを当欄の「最新多機能プリンタの使い心地」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20061114で紹介したキャノンの複合印刷機PIXUS MP960でスキャニングして、デジタル化したものだ。ネガフィルムはスリーブ状態で最大12コマの連続スキャニングが可能で、マウントしたスライド(ポジ)も8コマ連続スキャンができる。未だ試してはいないが、読み取り時に褪色補正、粒状感低減、逆光補正、輪郭強調の機能もある。
 今回初めてネガのスキャニングをやってみたのだが、うまくいったので30年以上前にヨーロッパで撮ったものも近いうちにデジタル保存してみようと思っている。

インストラクターと話してみて分かったのだが、ハブクラゲの危険性(沖合にはいないという)やビーチ近くには美しい珊瑚礁がないのでシュノーケリングを楽しむには、どうしてもボート・ツアーなどに参加して珊瑚礁に出る必要がある。
 ホテルには、1日ダイビングはあるもののシュノーケリングのプログラムはないので、明日以降の過ごし方を考える必要があるようだ。そこで、ホテルに帰還後、空港でピックアップしたフリーペーパーを見直してみると、泊まっているホテルまでピックアップに来てくれるシュノーケリング・ツアーが多数広告掲載されていた。その中で、面白いパッケージを見つけることがきたので、早速電話で予約をとった。そのパッケージについては明日書かせてもらおう。

さて、シュノーケリングからホテルに帰着してシャワーを浴び終わったのが、16時前だった。夕食まで時間があるので、フリーパスを使ってバスで景勝地川平湾を眺める公園に出かけてみた(下段写真)。バスで所要5分だ。公園と砂浜を散策して、“仲間商店”で泡盛やミネラルウォーター、シークワーサー・ジュースを購入。帰りのバスまで時間が空きすぎていたので、オレンジ・シャーベットを食べながらホテルまで歩いてみた。25分弱で到着。18:00前後なのに南国の陽射しがきつかった。

今宵の夕食は、メイン・ディッシュに石垣牛紹興酒風味黒胡椒炒め(2,000円)を選び、前日同様に無料のツマミを肴にハウス泡盛「亜壇」一合の水割り(1,575円)をもらった。

食後は、ホテルのフロントに掲示されていたマリンクラブハウスのウッドデッキで催される「七夕の星空を眺める会」(無料)に参加。スタッフの講師が、望遠鏡で土星を初めとする星を見せてくれた。天の川はうすぼんやりと見えたが、彦星、織り姫星、アンタレス(さそり座)、金星、北斗七星などがはっきりと見えた。残念ながら、6月まで見えた南十字星は7月に入ると見えないようだ。
 50年ほど前には東京郊外の五日市などでも天の川が降りかかるようにはっきりと見えたのだが、その頃の夜空との大きな違いは、人工衛星の多さだ。目を凝らしていると5分にひとつは見つけることができた。


■今日のブックマーク&記事■
□日刊トラベルビジョン2007年07月18日(朝刊)  
「エクスペディアと4トラベルが提携、宿泊施設情報を4トラベルに提供」
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=30504
□4トラベルhttp://4travel.jp/overseas/プレスリリース
「エクスペディア、フォートラベルにホテル予約情報の提供を開始」
http://4travel.co.jp/img/press/070717_4t_expedia.pdf

沖縄マリンパラダイス (るるぶ情報版)

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