ViaMichelinが使いやすく進化

 先週書いたヨーロッパ旅行の計画作りを進めるために久しぶりにミシュランガイドブックのサイトViaMichelin http://www.viamichelin.com/を開いてみると驚くほど使いやすくなっていた。カバーする国も増え続け、現在は、タイやシンガポールも対象となっている。残念ながら日本は未だカバーされていない。日本に関しては、食べログ.comに「ミシュランガイド 東京特集」http://r.tabelog.com/tokyo/michelin/という便利なページができていた。

さてViaMichelinの使い方だが、トップページの上部の青い下地の上にMapsという欄がある。ここから使い始めると簡単なようだ。
 試しに、CountryのプルダウンメニューでFranceを選び、Addressに私が次の旅行で泊まる予定のホテルがあるRue de Buciと書き込み、Postcode,City欄にParisと入れる。ここで、○Hotelsにチェックを入れて宿泊予定日、人数を入れてSearchボタンを押すと、いったんホテルの広告画面が現れるがそのまま待つと、Rue de Buciとその界隈のホテルリストが左に、右に地図が現れる。リスト上のホテルの欄をマウス・ポイントが移動すると地図上のバルーンも連動して浮上するというスグレモノだ。

 今回の旅のために私がやっている作業は、むしろ、宿泊予定のホテル周辺のレストラン探しだ。レストランは、○Michelin Guide Restaurants にチェックを入れてSearchボタンを押すと、ホテル同様にリストと地図が現れる。リスト上のレストラン名か記事末尾のmore informations をクリックすると詳細シートの窓が開く。地図や価格の目安、店の特徴、開店時間、ヴァカンス休業時期、取り扱いクレジット・カードなどとともに、たいていの店は予約メールアドレスとオリジナル・ホームページへのリンクがある。
ViaMichelinへのメンバー登録(無料)を済ませておくとAdd to My ViaMichelinボタンで、自分の旅行計画ごとに設けたマイ・ページ・フォルダにお気に入りのレストランやホテルなどを保存していくこともできる。
Michelin Green Guide Tourist location のページを開けば、観光物件や通り/路地の由緒もリストアップされる。
My ViaMichelinにお気に入りの物件をひととおり登録すれば、自分の旅程に沿ったオーダーメイドのガイドブックができあがるというわけだ。モバイルパソコンを旅に持参すればそれらの自ら編集したガイドブックを簡単に開くこともできるのだ。


■当欄関連記事:
「旅行計画作りに役立つルート・プランナー」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040419 
「ヨーロッパ42カ国のレストラン情報を網羅したViaMichelin」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20040403
「100年前のミシュラン・レッドガイド」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050617


■今日のブックマーク&記事■

□日刊トラベルビジョン 01/23記事「ヨーロッパでの免税手続きの変更」 http://www.travelvision.jp:80/modules/news1/article.php?storyid=33622 

□ab.CHINTAI http://www.abchintai.com/
賃貸情報誌「週刊CHINTAI」を発行している(株)CHINTAIの子会社、株式会社CHINTAI トラベルサービスが運営する海外ウィークリー・マンスリーアパートメント情報と海外賃貸住宅情報を紹介するサイト。

☆右上の写真は カルチェラタンの4つ星ホテルHotel de Buci http://www.hotelbuci.fr/

Michelin Red Guide 2008 Main Cities of Europe: 3000 Hotels & Restaurants

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