先日書かせてもらったように、1万2000円の「大人の休日倶楽部会員パス」http://www.jreast.co.jp/otona/を使って、12月15日から2泊3日で東北の温泉を回ってきた。
最初に秋田新幹線の「こまち号」で、田沢湖駅に向かい(所要3時間2分)、そこから羽後交通バスに乗り換えて乳頭温泉http://www.nyuto-onsenkyo.com/に入った(所要47分)。
ここは雪深く、秘湯の趣のあるところだが、さらに奥の孫六温泉まで散策。乳頭温泉の名前の由来である乳頭山(1478m)は雪煙に霞んで見えなかったが、登山道に少し分け入ると人跡未踏の山といった佇まいだった。
ところが、帰京後、山登りが趣味という先輩に“秘境”に足を伸ばしたことを自慢げに報告すると、「一昨年、厳冬の乳頭山に孫六温泉から登りました。猛烈な風雪であやうく遭難のうきめでした」との返事が返ってきて、脱帽してしまった。
翌日は、6回まで新幹線の指定席が利用できるというパスの威力を発揮して田沢湖→仙台→福島→赤湯(山形県)と移動し、赤湯の温泉につかってきた。赤湯では、偶然にもある旅館の「クリスマスの夕べ」に参加させてもらえ、「ライアン3姉妹」http://www.ryan-sisters.com/Site/Home.htmlの津軽三味線を鑑賞することができた。
3日目は、米沢市内を観光http://yonezawa.info/。市内は、来年1月から放送予定の米沢藩の基礎を築いた上杉家執政・直江兼続を主人公とするNHK大河ドラマ「天地人」にあやかろうという観光プロモーションhttp://naoe.oki-tama.jp/で埋め尽くされていた。人ごとながら大河ドラマが空振りになったらどうするのだろうかと心配になった。ご時世を考えれば「愛」の直江兼続よりも、財政改革に辣腕をふるった上杉鷹山公の方が必要とされている気がするのだが。
城跡や上杉神社、上杉博物館http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/などを見学して、酒蔵東光の「酒造資料館」http://www.tokonosakagura.com/index.htmlで試飲。お屠蘇代わりの古酒などを求めた。
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