フランスから始まったデジタルマップISMAP

  旅行に必要な考えられる限りの情報を盛り込んだ地図サイトがフランスを中心とするヨーロッパで展開し15,000都市をカバーしているISMAP http://www.ismap.com/だ。ISMAPは現在リニューアル作業が進行中で、機能等は変更される可能性があるが、とりあえず日本語版フランス・サイトhttp://www.ismap.com/japon/を見ればその全貌が分かるだろう。
 トップ画面の左には「距離算出」というルート・プランナーがあり、「メテオフランス」からは天気予報サイト、「電車のチケット予約」からはフランス国鉄に飛ぶ。「ホテル予約」も可能だ。
  デフォルトの画面のままValiderを押すと、パリのFlorence通り周辺図が出る。より物件密度の高い画面に移るため赤い三角形のボタンを押して北の隣接区域Clichyを開こう。デフォルトは3つ星ホテル画面だが、左フレームの「ホテル」を押すと6軒のホテルが表示され、地図の下には一覧表が表れ、地図からも表からもそのホテルのホームページを開くことができる。地図の左にはペンションやウィークリーマンション、ユースなどの選択ボタンも並ぶ。
  他の物件に移るには、左フレームの「一般的メニュー」を使う。プルダウンメニューで切り替えると、「非常口」ではレストランや喫茶店、劇場、「アミューズメント」では美術館や映画館、「ブティック」では洋服店、ショッピング・センター、新聞スタンド、タバコ屋などの地図に切り替わる。さらに、「金融」で銀行、「健康」で病院、薬局、美容院、「交通手段」ではタクシー・スタンド、地下鉄駅などの地図に変わる。
 日本語画面の下部には、ヨーロッパ12カ国とシンガポールの日本語画面に切り替わる。しかし、日本語画面では不具合の発生が多く機能の省略も見られるので、日本語画面に慣れたら英語画面で利用した方が効率的だろう。英語MAP画面に番地と通り名を入れ、国名を選択しHotelなどのキーワードを入れた方が目的の地図画面がスムーズに表示できるようだ。