ウィーン・フィル を日本で聴く。それとも.....

ウィーン・フィルのインターネット・ライヴ中継を聴く方法は、当欄の11月16日の記事http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20041106で紹介した。オーストリアの公共放送ORF http://www.orf.at/のラジオ放送サイトhttp://radio.orf.at/からÖ1 局を選んで、Programm で番組表を見ることができ、liveでWindowsMediaPlayerによる生中継を聴くことができるのだ。Programm ページでトップバーのÖ1 Programm を開くと、詳細な一日の番組表が開き、右側のカレンダーで翌月までの番組を調べることができる。
 音楽シーズン中は月に2回ほどウィーン・フィルhttp://www.wienerphilharmoniker.at/定期演奏会があり、原則として公演のある日曜日の現地時間11:03頃からインターネット生中継がある。
 当面の定期演奏会の中継予定を挙げておこう。ただし、変更の可能性もある。また、時間は現地時間で表示する。
 2月20日はDaniele Gattiの指揮で、ProkofjewのRomeo und Julia、Richard WagnerのTristan und IsoldeからVorspiel und Liebestod、Alban BergのLulu-Suiteが演奏される。
3月6日は、Mariss Jansonsの指揮で、SibeliusのSymphonie Nr. 1とBrahmsのSymphonie Nr. 1が演奏される。
 4月10日には、Franz Welser-Möstの指揮で、MendelssohnのElias. Oratoriumが演奏される。
 4月26日には、Daniel Barenboimの指揮で、BoulezのMessagesguisseとMemoriale、Beethoven のSymphonie Nr. 3。
 5月1日は、Riccardo Mutiの指揮で、Haydnの Symphonie G-DurとSkrjabinのSymphonie Nr. 3。
5月29日は、Pierre Boulezの指揮で、Mahlerの Symphonie Nr. 2。
6月12日は、Zubin Mehtaの指揮で、Brahmsの Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2、Richard StraussのSinfonia Domestica。
 ウィーン国立オペラhttp://www.staatsoper.at/ の初演(プレミエ)も19:00前後からインターネット中継される。2月5日はBelliniのNorma、2月19日はMassenetのWerther、3月23日はバレエのDiaghilew-Abend、4月16日はNino RotaのAladdin und die Wunderlampe、6月4日はPucciniのManon Lescautがそれぞれ初演される予定だ。
以前紹介した「さるさる日記 たまにはオーストリアちっく パート2」http://www2.diary.ne.jp/user/143218というサイトでは、トップページ左のナビゲーション・バーの「日記内を探索」から、例えば「ウィーン・フィル」とか「オペラ」、「マーラー」といった検索を行えば、現地発信ならではの耳寄りな情報が見つかる。
 海外のオペラ・コンサート情報は月刊音楽情報誌「ぶらあぼ」のサイトhttp://www.mde.co.jp/ の「ぶらあぼ on site」から開くことができる「海外公演情報」で調べることもできる。
なお、この4月にウィーンを訪れたいと計画中の方は、当サイト運営者がツアーの一部を同行するツアーがあるのでお知らせしておきたい。詳しくは、「ユーロペディア」の「NEWS! お知らせ」ページhttp://www.geocities.jp/euro747/notice.htmlを参照いただきたい。
☆写真は カラヤン広場から見上げるウィーン国立歌劇場