JR東日本全線+函館が1日乗り放題で6,000円!?

渋谷駅で、「JR東日本全線+函館が 1日乗り放題で6,000円」という広告を見た。よく見ると小さく「大人の休日倶楽部会員限定」と書いてあった。「大人の休日倶楽部」http://www.jreast.co.jp/otona/については、当欄の「大人の休日倶楽部ミドル土・日きっぷを体験」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060130でふれたばかりだが、50以上のシニア層には有り難い企画切符が続々と登場してきている。
 どういうわけか、この「JR東日本全線+函館が 1日乗り放題で6,000円」はJR東日本のホームページには掲載されていない。発売が、4月15日〜5月24日で、利用期間が5月15日〜5月25日と、未だ先の話なので未掲載なのだろう。新幹線にも乗れて、しかも4回は指定券も取ることができる。実は、これほど安くはないが元日にも同種のチケットが年齢制限無く出た。そのとき、東京から新幹線で八戸に行き、乗り継いで函館で昼食。すぐに折り返して、奥羽本線等を経由する裏日本ルートで新潟に出て、そこから新幹線で帰京するというプランを立てたことがある。しかし、いかにも強行軍で函館をじっくりと見ることもできないので諦めた。だが、この「乗り放題パス」を2枚使えば、函館とその周辺で2〜3泊ほどして帰ってきても12,000円で済むのではないだろうか。明日にでもJR東日本で確かめてみるとしよう。
 一般用も含めたこのようなパスを調べようとすると、JR各社のホームページにある 「おトクなきっぷ(JR東日本)」http://www.jreast.co.jp/tickets/といったページをいちいち見なければならない。国鉄が分割民営化された証を立てるためか、JR全体を統括するサイトが見当たらないのだ。「旅行リンク」の「鉄道」のページhttp://www.ryokolink.com/travel/rail_f.htmlを見ると562ものサイトがリンクされているので、すぐには見つからない。そこで、便利なサイトはないかと検索してみたらJR系の鉄道情報システム株式会社の「JRサイバーステーション」http://www.jr.cyberstation.ne.jp/と「鉄道ウルトラリンク」http://www.at-f.com/raillink/ という便利なサイトが見つかった。
JR各社の地域割りを超えたパスとして有名なのは、 全国のJR線の普通列車が1回2,300円で1日乗り放題で、1人で5回分または5人までのグループ利用ができて11,500円という「青春18きっぷ」だ。また、2社にまたがる普通列車限定の「北海道&東日本パス」(有効期間 5日間 10,000円利用期間限定)というパスもある。
パスなどの情報を得るのには、更新頻度に注意しなければいけないが、「交通費節約のヒント」http://www.swa.gr.jp/fare/や「鉄道:格安遠征旅行研究所」http://ensei.reds9.com/train/というサイトもある。金券ショップの相場を知るには「チケットアルファ」http://www.ticket-alpha.com/rail/というサイトも参考になるだろう。

青春18きっぷ旅行術 (マイロネBOOKS)

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