ヨーロッパ内の長距離バス路線

 昨日のロンドン−シドニー間を結ぶ長距離バスに次いで、欧州各国間を結ぶ国際長距離バスについても紹介しておこう。
 Eurolines http://www.eurolines.com/は、欧州各国の長距離バス会社などが作った連合体のサイトだ。ヨーロッパの500都市以上を結んでおり、トップページのヨーロッパ地図から出発国を選び、各国のトップページからpdf型式の時刻表と料金表を開いていくことができる。 Eurolinesのバスはとくに、鉄道がカバーしていない方面の国際路線を見つけるのに役立つ。オーストリアのTimetables http://www.eurolines.at/en/home/travel_with_eurolines/timetables/を開いてみると、ソフィアやブカレスト、ラトヴィアのリーガ、ワルシャワなど中欧諸国との路線網が充実していることが分かる。
Eurolinesは、15日間と、30日間の乗り放題のパスhttp://www.eurolines-pass.com/index.php?id=110も発売しており、ユーレイルパスでは回りにくい地方都市を周遊する旅行には便利だ。

 もうひとつ、「マーラーの足跡をたどる旅」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20080805で、イフラヴァプラハ間を利用して気に入ったSTUDENT AGENCY社 http://www.studentagency.cz/のバスも紹介しておこう。この旅行会社は学生をターゲットとしているが、一般の参加も大歓迎される。私にとって、中欧の長距離バスというと乗り心地とサービスが悪いというイメージが強かったが、この会社は民営化の模範ともいえる徹底したサービスが売り物だ。トイレやエアコンが完備しているのはもちろん、オーディオ・サービスやビデオ上映、飲み物の販売、サービス・アテンダントの同乗など快適そのもの。ホームページはチェコ語が中心だがトップペ−ジの左側にある黄色いバスの画像にマウスのポインターを置くと路線が現れる。ブルノ−イフラヴァプラハプラハーチェスキ・クルムロフ、プラハ−カルロヴィ・ヴァリ、ウィーン(Viden)ーブルノ−プラハなど旅行者が必要とする路線が豊富だ。

■今日のブックマーク&記事■
□「隣人祭り」日本支部 http://www.rinjinmatsuri.jp/main/
同じ建物、同じ地域に暮らす人たち、働く人たちが、より良い人間関係を育むための「きっかけ」をつくる場作りを提唱するフランスのFete des Voisins http://www.immeublesenfete.com/の日本支部のサイト。

ゴー・バイ・バス/ヨーロッパ

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ウィーン・カトマンズ 大陸横断バス

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