東北・北海道への小旅行レポート その3

3日目、函館を08:30に発つ「特急スーパー北斗3号」で、札幌へ向かう。11:47札幌着なので所要3時間17分だ。結果的には、4本の列車を乗り換え3日がかりで陸路、東京から札幌までたどり着いたことになる。
函館を出て20分ほどで、湖と森と山に囲まれた大沼国定公園を通過する。ここは、昔から冬に雪見酒をしに来たいと思っていたリゾートだ。大沼観光協会http://www.onumakouen.com/のホームページや大沼を含む自治体「七飯町・観光情報」 http://www.town.nanae.hokkaido.jp/info/sight/new_kankou/top2.htmを見ると四季折々の魅力が伝わってくる。
内海湾に出てから海沿いにしばらく進み、洞爺駅を過ぎると、“北の湘南”というキャッチフレーズが付いた“雪かきの苦労知らず”の比較的温暖なビーチリゾート伊達市を通る。北海道のリタイア組憧れの地だそうだ。シニア層の誘致にも熱心で、市のサイトには「伊達市で暮らしてみませんか」http://www.city.date.hokkaido.jp/kikakuzaisei/machidukuri/n96bln000000bkje.htmlというページが設けられており、「伊達市の移住・定住施策について」のほかにも中長期滞在物件の紹介をする「おためし暮らしをしてみたい方」のページまであった。
 当欄の「日本国内のロングステイ観光滞在に注目」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060206でも書いたが、個人的には、別荘や移住定住は柄でもないし、予算もないが、長期滞在で国内各地を転々とするノマド遊牧民)的生活には憧れを感じている。
 しかし、前記のように移住定住者向けのサイトには中長期滞在者向けの情報も掲載されていることが多いのでときどきチェックをしている。
 たとえば、All About の「田舎暮らしガイドサイト」http://allabout.co.jp/family/countrylife/には、「田舎暮しを体験してみる」、「ガイドおすすめ全国田舎情報」、「海派のための地域情報」、「山派のための地域情報」などのページがあり、リンクも豊富なので興味深い。
 田舎暮らしを愛する仲間によって運営されているという「田舎暮らし情報館」http://www.inakakurashi.jp/ は、全国の不動産情報が検索できる仕組みになっている。
「達人たちの田舎暮らし」http://www.oct22.co.jp/top.htmlも不動産業者を中心とした“田舎暮らしの達人たち”が得意な地域の不動産情報を具体的に紹介している。
 さまざまな田舎暮らしの情報が満載のリンク集「田舎暮らしディレクトリ 田舎ナビ」 http://www.inaka.com/inaka/も参考になるだろう。

 札幌に着き、旅講座の仕事を終えた後は、残念ながら札幌に泊まる時間的余裕がなく、札幌ラーメンを賞味しただけで飛行機で帰京した。3日がかりでたどり着いた往路に比べ、滞空時間1時間15分の短い旅だった。
☆右上の写真は 札幌の北海道庁旧本庁舎

田舎暮らしの本 2006年 07月号 [雑誌]

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