3泊4日の長崎への小旅行

 7月20日(木)と21日(金)に福岡、22日(土)に仙台で仕事があったので、それに先立って3泊4日の長崎への小旅行を楽しませてもらった。
長崎での宿泊は、大浦天主堂やグラバー邸などの観光に便利な大浦海岸通りにある「長崎ビューホテル」http://www.solarehotels.com/sc_nagasaki_view/を選んだ。最近、私がよく使う宿泊予約パターンで、「楽天」で候補を選び、選んだホテルのオリジナル・ホームページに飛んで、「特典」が「楽天」より有利なことを確かめて、ホテルにインターネットで直接予約するという流れだった。
 ホテルのトップページにも「最低価格保証」と明記してあるが、これはこのホテルに限らず「宿泊予約ポータルからも予約いただけますが、直接ホテルに予約いただければ大歓迎です。決してご損はさせませんし、よくサイトを見ていただければポータルにはない“特典”も用意しています」というホテル側からのメッセージと個人的に解釈している。
 料金は、サービス料、消費税込みでシングル1泊素泊まり4,000円。「ソラーレ スマイレージ カード」というグループ・ホテル/レストランの会員カードがキャンペーン期間中で入会金/年会費無料で作れた。入会に際して500ポイントの“マイレージ”がプレゼントされたので、マイレージを有効利用できれば、1泊目が実質3,500円となる計算だ。
 このホテルには、長崎港が見下ろせる“展望大浴場「鉱火石の湯」”もあり、客室やフロント対応も満足できるものだった。
長崎では、4月に書いた「長崎・唐津 旅行レポート」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060410で取り上げた“日本ではじめてのまち歩き博覧会”「長崎さるく博http://www.sarukuhaku.com/にも再度参加したかったが、残念ながら平日のコース設定はほとんどなかった。
 その代わり、小雨模様の日に「長崎温泉 やすらぎ伊王島http://www.ioujima.jp/index_f.htmlに出かけた。長崎港外にある「やすらぎ伊王島」の温泉は、地下1,180mの赤崎層(香焼層)から沸き出す天然の湯で、汲み上げ温度は約45℃で、毎分700リットルの豊富な湯量を誇る100%かけ流しのカルシウムナトリウム-塩化物泉だ。とくに、海を望む露天風呂がよかった。天気が悪かったせいか、ほとんど貸し切り状態だった。この「日帰り入浴」は、貸しタオル、往復高速船乗船券(大波止ターミナルより所要20分)付で、980円という安さだ。
長崎市内と郊外の温泉については長崎のウェブ・マガジン「ナガジン」の「長崎!リゾート気分の天然温泉vs観光スポット近くの町の湯」 http://www.at-nagasaki.jp/nagazine/hakken0603/index.htmlのページが詳しい。
やすらぎ伊王島」はホテルとしても営業しており、“酵素風呂プラン5泊6日”は、夕・朝食、送迎船料、酵素風呂入浴料込みで一人6万円(2名以上)という価格だ。
ホテルのフロントで「ながさき暮らし」というパンフレットが目についた。長崎市役所の「ながさき定住支援センター」http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/teizyu/index.htmlが発行したパンフレットで、伊王島の「短期滞在型農園付き宿泊体験施設」などが紹介されており、「長崎市内の空き家・空き地に関する情報」も提供するそうだ。
 その後、7月20日(木)と21日(金)に福岡で「旅の雑学おもしろ講座」http://www.wastours.jp/activities/culture_aka_fuk.htmlの講師役を務め、22日(土)に仙台で同じ講座を開いた。福岡→仙台のフライトが1日に5便もあるのには驚いたが、おかげで苦もなく長距離移動をこなすことができた。
 福岡では、昔からのお仕事仲間が開いた、昼は編集事務所、週末の夜は居酒屋という不思議な空間「手の間」http://www.tenoma.net/home.htmlにおじゃまして、美味しい魚や自然農法で育てられた野菜料理をツマミに「武富米」(1合800円)という酒を痛飲した。
 ここは、「手づくりのものに込められた優しい心、てのひらに刻まれた人生、手仕事が放つ輝きなどなど、『手』が作り出す様々な場面や時間を切り取って、読者の皆様にご紹介していきます」というコンセプトの「手の間」という季刊誌http://www.tenoma.net/publication.htmlも発行している。
☆右上の写真は 「長崎温泉 やすらぎ伊王島」の入り口

華の長崎―アルバム長崎百年 秘蔵絵葉書コレクション

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