旅の予習・実習・復習で楽しめるMOLESKINE City Notebook

City Notebookは、伝説的ノート・メーカMOLESKINEhttp://www.modoemodo.com/eng/default.htmが作成した自分で書き込んで完成させる“白地図ガイドブック”だ。詳細は、日本唯一のMOLESKINEオフィシャルウェブサイトhttp://www.moleskine.co.jp/ で見ることができる。同サイトの「取扱店舗のご案内」を見ると全国の主要書店で取り扱っているようだ。
ラインアップは、アムステルダム、ロンドン、パリ、ミラノ、ウィーン、ローマ、バルセロナリスボン、ベルリン、マドリッド、ダブリン、プラハ の欧州12都市。
 2007年6月下旬以降、アメリカのボストン、ワシントン、ニューヨーク、サンフランシスコの発売を予定し、2008年にはアジアの北京、ソウル、台北、香港、上海、東京、京都、シンガポールの発売も予定しているという。価格は、¥2,940 (税込)。

City Notebookの特徴は:
・ノートを閉じておくためのしなやかなゴムバンドを装備。
・全228ページのうちカラー印刷の見やすいマップ部分は最大で44ページ(都市によって異なります)。
・糸綴じ製本方式による丈夫な装丁。
・裏表紙の内側には折り畳み式のマチ付きポケットを装備。
・栞となる三本のリボンはそれぞれ色が異なります。
つまり、ストリート・インデックス付きの地図や交通路線図などをメインにして、後は、旅行計画前後に自分で旅日記風に書き込んでいくというコンセプトだ。

 ミシン目によってすぐ切り離せる32枚の紙片があり、メッセージをやりとりするのに役立つ。また、貼ってはがせる付属の12枚の半透明のシートは、地図に重ね合わせて目的地を書き加えたり、ルートをなぞったりすることができる。
 ジャンルごとに分けて記すことのできる96ページのインデックスで、興味のあるジャンルごとにNotebookをカスタマイズしていくこともできるようだ。

私は、“旅は予習・実習・復習で三度味わえ”が持論だが、City Notebookも、
1.旅の前に:本や雑誌などから得た訪れたい店や見たいものの情報をリストアップ。
2.旅の途上で:偶然発見したお気に入りのカフェや場所をその場で書きとめてアップデート。
3.旅の後に:思い出の写真や切符などをスクラップして、自分だけの1都市の情報をまるごと1冊に。
 を提唱している。

私自身は、当欄の「旅日記の代わりに小遣い帳をつけることをすすめる」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20050210に書いたように、システム手帳に市販の6穴地図やリフィル状態に折りたたみ穴を空けた観光局などの資料を自家製の小遣い帳を中心とした「旅日記」といっしょに綴じて持ち歩いているが、このような既製のものも試してみたいと思う。

 07年6月30日締め切りで、最優秀賞受賞者3名には、ヨーロッパ各都市の往復ペア航空券をプレゼントという、手書きCity Notebook活用トラベルノートブック作成のコンテストも開催中だ。

■今日のブックマーク&記事■
□All About 海外移住 留守宅のセキュリティーやリロケーション
 http://allabout.co.jp/travel/immigration/subject/msubsub_sub-7.htm   
□All About ホームセキュリティ http://allabout.co.jp/family/homesecurity/

□熟年ばんざいhttp://www.jyukunen.net/ 
 「楽しく安心して健康に住むための生活情報メディア」をコンセプトに、「楽」「安」 「健」「住」のテーマごとに発信。

□親孝行.com http://www.oyakoukou.com/ 
 “シニアのみなさんにもインターネットの便利さを知っていただき、情報化の進む世の 中で元気で楽しいシニアライフを送っていただきたいという気持ちで運営”とのこと。「インターネットでの旅行情報の集め方」http://www.oyakoukou.com/tanosikuseikatu/travel.htmというページや「シニアの特権」http://www.oyakoukou.com/otokunaseikatu/sinianotokken.htmのページが面白い。

Moleskine Cahier Plain Pocket Journal: Pack

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