海外旅行にも役立つ電子辞書

昨日、国内旅行時にワンセグ携帯が重宝することを書いたが、今日は海外旅行に便利な電子辞書について取り上げたい。海外旅行に便利なばかりか、国内旅行時には電子辞書でワンセグも視聴できるというスグレモノだ。

シャープの電子辞書シリーズPapyrusの新機種PW-TC920 http://www.sharp.co.jp/papyrus/lineup/pw-tc920/index.html(実売価格33,000円〜)がそれだ。「ワンセグ」を480×272ドットの4.3型高輝度カラーASV液晶で見ることができる。読めない漢字は付属のペンを使い、直接「手書きパッド」に見たまま書く事で簡単に調べることができる。

 パソコンやデジタルカメラ、カメラつき携帯電話で作成したJPEG画像をSDメモリーカードに保存して、この電子辞書の比較的大きく鮮明な画面で見ることも可能。
 電子書籍をインターネットからダウンロード(有料)し、SDメモリーカードに入れて読むこともできる(シャープスペースタウンhttp://books.spacetown.ne.jp/sst/参照)。詳細検索の「あらすじ検索」で「海外旅行」と探すと22冊ほど出てきた。

 内蔵されている辞書類は、スーパー大辞林、漢字源、パーソナルカタカナ語辞典、故事ことわざ辞典、四字熟語辞典、OXFORD現代英英辞典、ジーニアス英和・和英、英文ビジネスレター事典 、英会話とっさのひとこと辞典、英会話Make it!、新 家庭の医学、医者からもらった薬がわかる本、読めそうで読めない漢字、百科事典 マイペディア、手紙文例集、スピーチ文例集、経済新語辞典日経パソコン用語事典など30冊以上。
 このほか旅に役立ちそうな、ブルーガイドわがまま歩き旅行会話の「英語」、「イタリア語+英語」、「フランス語+英語」、「スペイン語+英語」、「ドイツ語+英語」、「韓国語+英語」、「中国語+英語」のほか、「世界遺産100選」、「日本の世界遺産」といった辞書・コンテンツも内蔵。

 専用のコンテンツカード(別売)で新たに辞書を追加することもでき、独語・仏語・伊語・スペイン語・中国語などの辞書が追加可能。

内臓の辞書や会話書の中には音声がMP3形式で収録されているものもあり、ネイティヴの発音を学ぶこともできる。ネット上にある語学音声やCD教材、音楽CDなどをSDカードに書き込んで旅先に携帯することも可能だ。
 「通貨・単位換算」機能、世界遺産100選(地図・写真付き)も海外旅行には便利だろう。

私が、電子辞書に興味を持ったきっかけは、最近進んだ物忘れのせいだ。英語やドイツ語の特定の単語で何度引いても覚えられず、何回も繰り返し引き直している単語が数十ある。老眼が進んでいるせいもあって、紙の辞書を繰り返し引くことはしんどい。電子辞書であれば、一度引いたものは保存する機能があるだろうと思って、パンフレットを取り寄せてみると、ほとんどの電子辞書に「単語帳」機能があり、何度も引き直す手間が省けることが分かった。

旅行に携帯するとなると、パソコンとの連携が可能で、ワープロは元より旅費精算や旅行日程表、小遣い帳などのソフトがあり、インターネット接続も可能なシャープの携帯情報端末Zaurus」も捨てがたい。最近、新製品が出ていないのが気になるが、約6GBのハードディスクを内蔵した“ザウルス SL-C3200http://www.sharp.co.jp/products/pc_mobile/zaurus/prod01/slc3200/index.html(実売価格48,000円〜)も魅力だ。英和・和英の辞書も内蔵しており、数は限られるが専門辞書(EPWING形式)を購入し追加することもできるhttp://support.ezaurus.com/sl-c3200/peripheral/dic/default.asp
 ワンセグ付きの「Zaurus」が出れば衝動買いしてしまうかも知れない。

 一方では、当欄の「12.1型ワイド液晶で重量768gの“旅パソ”」http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20070606でもふれた、東芝の「dynabook SS RX1」シリーズhttp://www.dynabook.com/pc/catalog/ss_c/070605rx/index_j.htmのような、超軽量モバイル・パソコンに電子辞書を組み込んだ方が一石三鳥で合理的なような気もする。迷うところだ。

シャープ パーソナルモバイルツール Zaurus SL-C3200

シャープ パーソナルモバイルツール Zaurus SL-C3200