毎年恒例の故郷を訪ねる旅に、原発震災租界を兼ねて早めに出かけてきた。第二次世界大戦の末期に、祖母たちが神戸から疎開してきた唐津へ、巡り巡ってまた疎開するというのも不思議な運命。
福岡に着いてからも2〜3日は、地震酔いが続いていた。新聞記事によれば、東京でも同じような地震酔いを訴える人が多かったとか。福岡では、久しぶりに友人を訪ね、天神周辺を飲み歩いたので、酔いがさらに重なってしまった。
唐津では、隣接する玄海原子力発電所http://www.kyuden.co.jp/genkai_index.htmlの広報施設 玄海エネルギーパークhttp://www.kyuden.co.jp/life_pavilion_enepark_index.htmlをじっくりと見学。「全周型実物大原子炉模型」が展示の中心だった。後で、玄海原発関連のトラブル歴を調べると、「プルサーマル」が行われている3号機で、1次系の冷却水に含まれる放射性物質の濃度が通常より高い値を示すというトラブルが12月にあったばかりと知ってぞっとした。
長崎ではよく歩いた。貸し自転車があるというのであてにして野母半島サイクリング道路http://www.mlit.go.jp/road/road/bicycle/road/09/126.htmlへ出かけたが、結局、影も形もなく、サイクリングコースを8キロほどハイキングしてきた。出会ったサイクリストはひと組だけだった。
長崎港を見下ろす標高169mの展望台 鍋冠山(なべかんむりやま)に登り女神大橋http://d.hatena.ne.jp/Europedia/20060411まで歩くという8キロほどのハイキングにもチャレンジしてきた。 鍋冠山の麓にある大浦小学校から女神大橋への途中にある戸町の水源地跡までは、小学生の時によく遠足でたどった道で、昔は、山ウリや野いちごなども見かける山道だったが、開発され尽くしてしまい、遠景から確かに昔歩いたルートであることは分かっていても、面影は全く消えてしまっていた。
■今日のブックマーク&記事■
□Perry-Castañeda Library Map Collection
Japan Earthquake and Tsunami Maps - March 2011(福島原発大事故関係の地図もある)
http://www.lib.utexas.edu/maps/japan_earthquake-2011.html
□Zentralanstalt für Meteorologie und Geodynamik(オーストリア ニュースのページ)
http://www.zamg.ac.at/aktuell/
□全国の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
□福島県立医科大学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値
http://www.fmu.ac.jp/home/lib/radiation/
□気象庁 ウィンドプロファイラ(上空の風)
http://www.jma.go.jp/jp/windpro/
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