欧州からの帰国便にたいする無料手荷物許容量チェックが厳しくなった

 日本海外ツアーオペレーター協会のホームページOTOA.com http://www.otoa.com/の「新着海外情報」に「イタリア / 飛行機チェックイン時のスーツケース等の重量制限について」という記事があった。
旅行業界や添乗員の友人の話でも、ヨーロッパから日本への帰国便の荷物の重量チェックが非常に厳しくなっているようで、「20キロ越えてる人は全員荷物から物を取り出させられて、手荷物に移しかえさせられた」といった話も聞く。私の体験では、この機内持ち込み手荷物に対する個数やサイズ、重量のチェックも厳しくなっており、パリの空港ではチェックイン後、サテライトに入っていく際に厳しくチェックしていたのを覚えている。
エールフランスhttp://www.airfrance.co.jp/のホームページを見ると「無料受託手荷物の重量の変更(2004年10月19日より)」という記事があった。
10年以上前には、70キロ近い荷物を追加料金無しで持ち帰ったこともたびたびだが、今はそのような“担ぎ屋”行為は望むべくもない。
こうなると、スーツケース自体を軽いものにする必要が出てくる。私の愛用しているマルエム松崎http://www.maruem.co.jp/製“コラーニX”は67×50×24cmの大きさで6.8キロもある。旅行中の重荷であるばかりか、これではエコノミークラスの無料手荷物許容量20キロの1/3も占めてしまうことになる。
そこで、最新の軽量スーツケースをデパートの旅行用品売り場やインターネット上で探してみた。見つかった範囲で一番軽量なものはドイツのメーカーRIMOWA http://www.rimowa.de/チェコで作っているSALSAというシリーズのようだ。これは、ポリカーボネイト素材というもので作られており、66×45×25のもので3.3キロという軽さ。価格は、3万6000円という標準価格が設定されているようだ。外部からの衝撃や圧力により押しつぶされても元の形状に戻る復元力も強いという。
しかし、RIMOWAのSALSAシリーズは日本での人気が急速に高まってしまい、品薄気味で、多くのデパートで入荷待ち状態だった。したがって、ディスカウント・ショップなどでの値引率も最大で10%ほどのようだ。日本でのRIMOWAの売値は「楽天市場カバンのセレクション」 http://www.rakuten.co.jp/selection/index.htmlをチェックするとよい。新宿駅西口から歩いて5分の店舗http://www.rakuten.co.jp/selection/416949/まで出向けば特別価格があるかも。
インターネットで検索するとこのSALSAに関する掲示板の書き込みもたくさんあった。中には、「欧米では日本の価格の半額で買える」、「欧米で買ったものは日本の総代理店で修理してもらえなかった」などの書き込みもあった。
☆写真の網棚にあるのは愛用のスーツケース“コラーニX”