クレジット・カード会社のサービスサロンを利用しよう

成田空港でのチェックインの後で私のやることは、クレジット・カード会員になっているJCBのカウンターに行き、カードを提示して訪問都市の資料をもらうことだ。この資料は隔月で改訂されており、現地のATMの位置や市内交通料金、日本までの切手代などを知るのに便利だ。ウィーンの場合は、オペラ座やフォルクスオーパーのプログラムも掲載されており、4・5月号には「4月下旬から5月中旬、ウィーン・インスブルックのホテルは満室です」といった注意も載っていた。
JCBなどクレジット・カード会社によっては、海外にカード会員をサポートする窓口を設け、個人旅行者向けの多様なサービスを行っている。実は、私はこの窓口をフルに使わせてもらっている。
 JCBプラザhttp://plaza.jcb.co.jp/travel/chiiki_travel/plaza_index.html・ウィーンhttp://plaza.jcb.co.jp/travel/chiiki_travel/wien.htmlは特に個人旅行者向けの情報ファイリングが優れており、「おすすめ散歩道」「おすすめレストラン」「おすすめカフェ」「ホイリゲの利用の仕方」「ブラチィスラヴァへの時刻表」など多様な資料がメンバー用に並べられている。
日本円の現金からユーロへの両替手数料をほとんど取られない銀行もここで教えてもらった。
 ハンガリーやスロヴァキア、チェコなど隣接国の資料も充実している。
 プチホテルの予約やオペラのチケットの手配、観光ツアーの割引販売なども引き受けてもらえる。
私は、現地で初めて聴くコンサートやオペラなどがあるときもJCBプラザで楽曲解説や粗筋を予習させてもらうことにしている。飲み物のサービスや日本語新聞の閲覧、トイレの利用もできる。都市にもよるが日本語の通じる医師や美容院なども教えてもらえるようだ。
日本語表示のできるインターネット・カフェの場所を聞くのにも便利だ。ウィーンではオペラ座近くのSurfland.c@fe http://www.surfland.at/japanese/index.htmを教えてもらった。ここは、日本語のホームページも持っており、基本料金1.40 Euro、1分あたり0.08 Euro といった料金も明示されている。
 台北では、無料で利用できるインターネット・カフェを教えてもらったこともある。
 JCBなどのクレジット・カードは入会金・年会費無料で作ることができるものもある。Googleで「JCB 無料」といった検索をかけてみれば分かるはずだ。
☆写真は ウィーン国立オペラの斜め前にあるJCBプラザ・ウィーンの看板