ポルトガル、アンダルシアを訪ねる24日間の旅 その8

コルドバ2泊−滞在ホテルLas Casas de la Juderia http://www.casasypalacios.com/index.php?idcasa=6&idiomaundefined

コルドバは初めての訪問。ホテルは旧ユダヤ人街の中心にありながら複数の広いパティオやプールを持つプチホテル。ホテル内のレストランでは、22ユーロでコルドバ郷土料理の4皿コースを提供していた。コースには、茄子の“Tempura”も含まれており食欲をそそられた。チェックインして荷ほどきもそこそこに15時にクローズするという近くのインフォメーションに駆け込みフラメンコ・コンクールのチケットの買い方等を教えてもらう。

 昔から、フラメンコはコンクールを観るのが一番面白いと聞いていたが、夏の催しと思って諦めていたら、なんとコルドバで3年に一度のスペイン最高峰のコンクール“XIX Concurso Nacional de Arte Flamenco”http://www.flamencocordoba.com/が開催真っ最中ということがセヴィリヤ滞在中に分かった。
 ちょうど、コルドバ滞在中に、決戦に進んだファイナリストたちの踊りや、ギター、歌がGran Teatroで公演されていた。地元のフラメンコファンの厳しい目に耐えながら真剣勝負の熱演を繰り広げている模様がたった10ユーロという入場料で堪能できた。全部で167人というコンクール参加者だが、レベルが高すぎるためか日本人の姿が見えないのが寂しい。

21:00から始まり23:00近くまで続くコンクールの前に、La Abaceria http://www.la-abaceria.es/inicio.htmlというホテル近くのタパス・バーで腹ごしらえ。サラダ、トルティージャ、チョリソ、グラスワインで16ユーロ。

コンクールの熱演で自分まで熱くなってきたのを冷ますために、帰りに人気の立ち飲みバール Bar Santos http://www.cordoba24.info/tapasbars/html/santos_en.html で、冷えた白ワインとポテトのアイオリなどをつまむ。6.5ユーロ。残念なことにこのバールの名物ポテト・トルティージャは売り切れ。「明日も来るからそのときはよろしく」と言って帰る。

翌日は、自分としては早起きしてメスキータ(旧モスク)の見学に出かける。10時までは8ユーロの入場料が無料なのだ。その後、ローマ橋、旧ユダヤ人街の花の小道、シナゴーグ、旧イスラム圏に住んでいたユダヤスファラディの記念館La Casa de Sefarad http://www.casadesefarad.es/in/entrada.htmlなどを見物。

15:30から、遅い昼食をCasa Pepe de la Judería http://www.casapepejuderia.com/という老舗レストランでとる。サラダ、豚肉のピカタ、フルーツケーキに白ワイン1本で40ユーロ。
前夜同様コンクール鑑賞の後、Bar Santos に顔を出す。ポテト・トルティージャがカウンターケースに見当たらないのでがっかりした顔をしていると、黙ってウンターの下からトルティージャをひと皿出してくれた。「明日も来るから」を信じて、わざわざ取っておいてくれたのだ。3ユーロ+心付け。

翌11月23日、11:10発のALTARIA特急でグラナダへ向かう。所要、2時間25分。13:35にグラナダ着。




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コルドバをあとにして

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