景勝地を走る乗り合い日本語バスの旅も悪くない

ユーレイル鉄道パスなどを使って自由旅行をしていると、一カ所に落ち着くと損をした気分になったり、追加料金がかかるので郵便バスで訪ねるような奥の細道には踏み入らないということになりがちだった。これを「ユーレイル貧乏性と名付けた」。この貧乏性から抜けるいい方法は郵便バスなどローカル定期バスを使ったり、有名観光地を結ぶ乗り合いバスを利用することだ。
ドイツ政府観光局日本語ホームページ http://www.visit-germany.jp/の「旅の目的地」から「街道の旅」を開くと、ロマンチック街道を始め、ゲーテ街道、古城街道、アルペン街道、エリカ街道、ファンタスティック街道、メルヘン街道のページが設けられている。「おすすめモデルコース」を見ると定期バスを使った旅程案が詳しく載っている。
試しに、ロマンチック街道のページを開くと、全ルートの地図とともに、ロマンチック街道協会ホームページhttp://www.romantischestrasse.deやヨーロッパバスを運行するDeutsche Touring http://www.deutsche-touring.com/、沿道のローカル観光局のホームページがリンクされ、ドイツに限らず街道巡りに便利なJALユーロエクスプレス http://www.jpie.co.jp/index_j.htmlJTBマイバス、ビスターナ・ヨーロッパ号 http://www.atour.co.jp/fit/vistana/など日本語案内付の定期乗り合いバスも紹介されている。
JALユーロエクスプレスはこの秋、人気の中欧を巡る ウィーン⇒チェスキークルムロフプラハプラハブラチスラバ⇒ブタペスト、 ブタペスト⇒ センテンドレ⇒エステルゴム⇒ウィーンという路線も運行している。
HIS http://www.his-j.com/index.htmlは今年の新春、イタリアで既存業者の数分の一という衝撃価格で主に学生を対象としたと思われる日本語定期バスを運行した。私も購入したが、結局予定変更で使わなかった。HISは来年も面白いことをやってくれそうだ。
☆写真は フィレンツェアッシジ ⇒ローマ間を走っていた JALユーロエクスプレス