美術館巡りが俄然と面白くなる“タロットカード集め”

 日本で一度も美術館に行ったことのない人でも、ヨーロッパへのツアーに参加すればルーブルやウッフィツィなどの美術館を訪れることになるだろう。
そこで、絵を見慣れていない人でも、絵画鑑賞に興味を持つようになるとっておきの方法を紹介しよう。これはスイスの山奥で仙人のような暮らしをしていた青年に30年ほど前に教わったものだ。彼は、「誰でもひとつの美術館で1点は心動かされる絵画が見つかるはず。その絵の絵はがきを50枚集めてタロットカードにしてごらん。驚くほど自分の人生の過去、現在、未来を言い当てるから」と言い、集めたカードでの占い方まで伝授してくれた。当然と言えば当然なのかもしれないが、自分の情念に訴えかける絵画を使っての占いはよく当たる(気がする)。
美術館ばかりでなく、博物館や宮殿、偉人の記念館などでも絵はがきは買える。また、なにも絵画の絵はがきに限る必要はない。写真や彫刻、ポスター、イラスト、観光絵はがきなどをタロットカードに加えてもいいだろう。
集めたカードをCDなどの壁掛けケースに入れて室内に飾っておくのも楽しい。
タロットカードの歴史や占い方はGoogleで「タロットカード」と検索すると無数に関連サイトが見つかる。また、Googleのイメージ検索http://www.google.co.jp/imghp?hl=ja&tab=wi&q=を使うと千ほどのタロットカード関連画像が見つかる。