*[長崎日記]春の庭の賑わいと果樹の芽吹き

*[長崎日記]春の庭の賑わいと果樹の芽吹き

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8分咲きの庭の桜

 長崎市の桜の開花宣言は例年より1週間ほど早い3月14日だったが、わが家の開花は17日と3日遅れ。近所の人の話では、わが家のように桜の根元が草などで覆われていると、土や舗装などの輻射熱の影響で育つ桜より開花が遅れるそうだ。

 垂れ桃や花桃は、桜に先駆けて満開となり、アーモンドやボケの花と入れ替わって庭を賑わせている。4月に入れば小手毬も満開になるだろう。テラスのフェンスに枝を絡ませているつるバラも開花が近いようだ。種を取るためにほったらかしておいたルッコラや水菜なども花を咲かせており、自生する菜の花と一緒に生け花にも使えそうだ。

 昨年の5月に見事な赤い花を咲かせた自生するタチアオイhttps://europedia.hatenablog.com/entry/2020/05/31/161356は、温暖化のせいかそのまま越冬したものもあるが、飛んだ種から新たに芽を出してきているのを30カ所ほど見つけ、雑草と一緒に刈り取らないよう目印として支柱を立てている。

 ハーブガーデンに自生して邪魔となっていたタチアオイは、港側のオリーヴの樹が並ぶ庭に移植した。うまく育てば、道行く人に鮮やかな赤い花を見てもらえると思ったからだ。後で調べたらタチアオイは移植を嫌うことが分かったが、今のところうまく根付いているようだ。

 新たな花としては、郊外の植木市で、ミニバラ(ブルオベ種)2鉢とペラルゴニウム(テンジクアオイ)、香る蘭(レッドスプラッシュ)をそれぞれ1鉢買ってきた。間もなく地植えにする予定だ。

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垂れ桃



 現在、庭で収獲できるハーブや野菜は、イタリアン・パセリとディル、シャンツァイ、山椒の木の芽、サラダ菜、水菜、絹さやえんどうぐらいだ。

 3週間ほど前に蒔いたベビーリーフ、レタスサラダミックス、バジルが順調に育っているので、4月下旬には収獲が開始できるだろう。

 前に、ホースラディッシュ(西洋ワサビ)が150本以上の大豊作だったと書いたが、4センチほどの細い脇根を3つの畝に埋めておいたら、すでに緑の葉が元気に伸び始めている。また、多数の収獲もれのホースラディッシュからも新しい葉が伸びてきており、来年はさらなる豊作が望めそうで、わが家での収穫量は平年作で700個ほどになる甘夏ミカンに次ぐ収穫量となりそうだ。

 3月初めに植え付けた3本のジャガイモの畝からも、芽が10センチ以上に育ってきたのでそろそろ芽かき(間引き)をしなければならない。

 間引きと言えば、庭に4本ある茂木枇杷もそろそろ摘果作業をする必要がある。1つの房に4~5果残して摘み取ることになる。今年は例年にない大豊作となりそうなので、脚立を建てての作業は大ごとになりそうで、友人たちの力を借りることになりそうだ。

 現在、芽吹き始め、5月以降には、実を結んでいきそうな果樹は、甘夏のほか、レモン、ユズ、シークァーサー、イチジク、ジュンベリーなどだ。植えて9年目になるオリーヴの木々も例年になく多い新芽が出てきているので、初めての本格的収獲ができそうだ。

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アーモンドの花

 春の植え付けで、去年の秋にまとめ買いしておいた培養土や肥料、防虫剤などが底をついたので、10日ほど前に、街外れのホームセンターNafco http://www.nafco.tv/stores/info/detail/193まで出かけて、培養土や堆肥、腐葉土、牛ふん、骨粉入り油粕、有機入り化成肥料、有機石灰、ガーデン用砂利、お酢の除草液など20リットル袋換算で100袋ほどと、各種洗剤やトイレットペーパー、防虫スプレー、猫・蛇よけ、バケツ、電池などかさばる日用品を購入した。砂利8袋だけで160kgの重さなので、すべて合わせると600kgぐらいの総重量となるだろう。
 これだけの荷物を、接道していないわが家の100メートルほど手前の車が入れる場所から、手押しカートや背負子で何回かに分けて運び込んでもらって配送料は550円だ。このサービスがなければ、わが家のホームガーデンは立ちゆかない。実際、昨年のコロナ非常事態宣言中は配達が中止となり、友人に手伝ってもらって100kgほどを運んだが、大変な重労働だった。


 記事を書いていて気づいたのだが、当欄のバックナンバーを見ようとしても思うように行かないことがある。バックナンバーは、右フレームにある「月別アーカイブ」で 2004 年の2月から見ることができる。たとえば、2004をクリックすると各記事の日付とタイトルとサムネイル写真の一覧が出てくる。タイトルをクリックして本文全体が開くこともあるが、そうならないときもある。その場合、日付けの2004-02-29をクリックしてから、再度タイトルの“海外個人旅行・特別講座”~をクリックすると開く場合がある。ときには、サムネイル写真をクリックすると開くこともある。いずれにしろ試行錯誤すれば必ず本文は開く。しかし、オリジナル記事に添えていた複数の写真は開かないことが多い。

 

 当ブログの母体であった「ユーロペディア」http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5894/は、Geocitiesのホームページ提供サービスが廃止となったため見られないが、当欄の「Europedia の インターネット・トラベルNEWSからの移行」https://europedia.hatenablog.com/entry/2019/01/12/114915で紹介した、サンフランシスコにある非営利団体の“インターネットアーカイブ”が運用するウェイバックマシンWayback Machinehttps://web.archive.org/に上記のGeocitiesのホームページアドレスを入力することで2000年2月まで遡って見ることができる。

 振り返ってみれば、「ユーロペディア」を立ち上げてから21年も経つのだ。ウェイバックで昔の「旅行相談ボード」などを読み返してみると、よくも続けたものだと思う。もっとも、昔は、ほぼ毎日更新していたが、現在は月に一度のペースだ。


 「ユーロペディア」は、ヨーロッパ旅行に関する情報発信が原点だったので、現在も気づいた範囲でヨーロッパを中心とする海外旅行に関する情報や情報源を取り上げている。

 最近の情報源として重宝しているのが、2020年11月の当欄で取り上げた、旅行業界人向けの最新旅行メディア情報をクリッピングするメールサービス「Curated News for Tourism Professionals」だ。
 先週、このメールサービスの内容を集積した“世界の旅行・観光産業の最新情報をいち早く日本にご紹介することを使命とする”ホームページ「TRVLWIRE(トラベルワイヤー)」https://trvlwire.jp/が公開された。メールサービスの配信登録をしなくてもバックナンバーが閲覧できるので大変便利だ。
 「2003~2020年の市場別訪日外客数を動的グラフで比較してみた」といった独自コンテンツも今後充実していくようだ。

 TRVLWIREは、今まで、情報源として活用していたアメリカのJOHNNY JET'S TRAVEL PORTAL http://www.johnnyjet.com/とともに、ほぼ毎日閲覧している。

下記のブックマークもTRVLWIREやJOHNNY JETで教えられたものが多い。


■今日のブックマーク&記事■

 

時事ドットコムニュース3月29日記事「コロナ禍でのアジア人差別はあるのか?」
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202103cksa0001

 

□INTERNATIONAL WINE TOURISM CONFERENCE“Grape Escape Destinations 2021” https://www.iwinetc.com/grape-escape-destinations-2021/
 IWINETC Grape Escape Destinations for 2021 features a packed live and on-demand content programme with 10 sessions looking at grape escape destinations around the world designed to help wine and culinary tourism professionals look towards a brighter future as our industry rebuilds and recovers post pandemic.

 

□Euronews記事“The 15 most useful travel apps for planning your next trip”
https://www.euronews.com/travel/2021/03/07/the-15-most-useful-travel-apps-for-planning-your-next-trip