家庭菜園の収穫も一段落、雑草処理に追われる日々 

*[長崎日記]家庭菜園の収穫も一段落、雑草処理に追われる日々 

          

落とし種から勝手に育ったロシアヒマワリ

   海洋性気候のお陰で長崎は、福岡や佐賀の内陸部に比べ2~3度気温が低く、最高気温が35度を超える猛暑日もほとんどない。ただ、陽射しは内陸部より強い気がするし、湿度も比較的高い。
   6月中旬には、クーラーのフィルターなどを掃除して、試運転もしてみたが、6月末現在、最高気温が27~28度ということもあって、まだ一度もクーラーを使っていない。

   暖かくなると、庭仕事の大部分を占めるのが雑草の処理作業だ。例年6月から9月までは、シルバー人材センターにお願いし、月に2回、2人の方に雑草刈り作業をしてもらっている。草刈り機を使っての作業は、自分でも行うことがあるのだが、充電式のため30分で電池交換が必要だ。しかも、夏は10分ほどでオーバーヒートしてしまうので休み休み使わなければならない。
   シルバーさんはエンジン式のため効率よく刈ってもらえる。また、コスモスやヒマワリなどの花々や、自生するハーブなどが庭に点在し、石垣の隙間などどうしても機械では刈れずに手作業となる部分があり、自分でも行っているのだが腰を痛めてしまいがちだ。
 見かねた東京の友人が座ったままで移動しながら雑草の手抜きが出来るグリーンカートを贈ってくれたのだが、年々その作業もしんどくなってきた。
                  
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   温暖化のせいか雑草処理を開始する時期も年を追って早まってきてもいる。前にも書いたように今年は、東京からユーターンしてきて便利屋を始めた人を友人に紹介してもらい、4月から作業をお願いすることになった。風呂や外壁の掃除までお願い出来るので大助かりだ。

   雑草が目立つようになった30坪ほどの芝生の部分は、なんとか自力で月に2回、電動芝刈り機を使って処理しているが、いつまで続けられることやら。

  ご近所で、1人住まいのシニアの方が入院されたとたん、庭の雑草が公道にまではみ出してきているのを見ると、自分もそろそろ庭自体の“断捨離”を考えなければならない時期かと考え始めている。

              

雑草を刈り取った後は、鳩がエサ探し

                   

 この季節の雑草処理に次ぐ庭仕事は、水撒き作業だ。花植えや家庭菜園を広げたせいもあって、雨水利用の1.5トンの地下タンクや大きな野菜洗い用の水桶やポリバケツにも雨水をためていても晴れた日が4日も続くと水が枯渇して水道水を使うことになる。
   幸い、梅雨の季節は水が枯渇することはまずないが、今まで夏季は年に数回は水道水を利用していた。
 
   今年は5月29日と例年より6日早い梅雨入りだったが、梅雨明けが平年並みの7月19日となればひと息つけるのだが。
 昨年は、6月11日に梅雨入りしたかと思ったら、6月28日には梅雨明け宣言が出された。わずか17日間の梅雨だったが(後日、気象庁が訂正し梅雨明け7月下旬ということになったが)、夏の間1週間以上雨がまったく降らないということがほとんどなかったので、水道水の利用は1回だけで済んだ。今年の長期予報では、九州北部の夏の降雨量は平年並みか少し多いとのことだが、多いのもまた心配だ。
   2021年8月11日から16日まで続いた長崎の記録的な大雨では、わが家の裏庭の石垣が幅14メートルに渡って50cm以上陥没し、石垣が、隣家にせり出しご迷惑をかける事態となった。 https://europedia.hatenablog.com/entry/2021/08/30/103705


 さて、家庭菜園の収穫状況だが、5月末から始めたジャガイモの収獲は6月23日に最後の収穫を終えた。昨年は増産体制をとっていたが、今年は平年並みの作付けだったので、収穫量は昨年の半分の30キロほどに留まった。施肥や土寄せ、雑草取りなどの作業を怠っていたためか、大きさが不揃いになってしまったが、満足出来る収穫量だった。

     

ジャガイモの収獲 今年は少々不揃い

   茂木枇杷は、6月初旬まで収穫できていた。手の届かない上の方の実は、鳥の格好のエサとなったようで、わが家周辺の公道にまで食べかすが散乱していた。この食べかすからわが家の庭でも新たな枇杷の木が育つ可能性がある。
   茂木枇杷が終わった後は、2年前に植えた2本のブルーベリーが青く実り収穫期を迎えた。量は少ないが昼食代わりのフルーツ大盛りヨーグルトの格好の材料になっている。これも、早めに取り終わらないと鳥のエサになってしまいそうだ。

 6月には南高梅も収穫期を迎えたが、梅酒や梅干しに加工するノウハウを勉強する暇がなかったので、友人に引き取ってもらった。枝垂れ桃も、小粒の実が多く育ったが、こちらも友人に引き取ってもらった。

 4月中旬に苗を植え付けネットを張った港側の胡瓜の畝は、猫や虫の被害にも堪えて大きく育ち、現在は1日6~8本の収穫が有り、食べきれないので、これも友人たちに引き取ってもらっている。
   5月下旬には、新たにネットを張って胡瓜の畝を整備し、今度は節成胡瓜の種を1袋、直播きした。順調に育っているので、最初の畝がピークアウトする7月下旬には、交代して貴重な野菜の供給源となるはずだ。

    

ネットを張った胡瓜の畝

   間もなくピークアウトするのが、サニーレタス、ミニレタス、サラダミックス、ベビーリーフ、ルッコラなどの葉ものだ。新たに植え付けてもこれからの季節は虫にやられてしまうので、今後の朝食は市販の温室ものを買うことになる。

 夏でも収獲が続くのは、バジル、イタリアン・パセリ、ミント、二十日大根、ホースラディッシュなどの虫に強いハーブや野菜ぐらいだ。

   コリアンダーやディル、一部のイタリアン・パセリ、ルッコラも収穫期を終えているが、これらは、3面のハーブガーデンや6つのプランターで少々目障りなほど高く育ち、花を咲かせている。これから種取りを済ませ、枯れ枝を粉砕機にかけ緑肥に変えていく作業が待ち構えている。

 裏庭の葉ものやジャガイモの収獲を終えた跡には、そら豆、エンドウ豆、ゴーヤなどを植える予定だったが、昨年は収穫直前に台風の襲来があり、杭を立てて張ってあったネットごと吹き飛んだ苦い経験があり、台風のコース予想などを調べながら再検討しているところだ。おそらく、雨風や虫に強いハーブ類や人参、オクラなどを植えることになるだろう。

   例年より1週間ほど遅れた5月初旬に、ロシアヒマワリの種を総延長60メートルほどのフェンス沿いに80カ所ほど播いておいたが、今のところ40~70センチの高さまで順調に育っている。今回入手した種は発芽率が悪く、30カ所ほどは芽が出なかったので、6月26日に追加で種まきをしておいた。梅雨の季節は、ナメクジの妨害も心配だ。
 また、数日前から続く強風で十数本のヒマワリが傾いたが、フェンスに絡ませるなど随時、立て直しているので多分何とかなりそうだ。

   ロシアヒマワリは、去年の落とし種から勝手に育ったものもあり、こちらはすでに1メートル以上に育ち、既に開花を始めている

        
   ヒマワリと同じ港側の庭では、例年種まきしている混合種コスモスも落とし種から勝手に育っており、開花も始まったが、今年は、ヒマワリを補うためにも5月下旬に多めに追加で種まきをしておいた。フェンス沿いにも播いておいたが、すでに30センチ前後に育ってきている。
   ヒマワリは種まきから90日、コスモスは70日ほどで開花するとのことなので、7月下旬にはヒマワリとのコスモスの花の競演が一斉に始まるはずなので楽しみにしている。

      

種を取るために伸び放題にしたパセリやコリアンダータチアオイ


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海外旅行について


航空会社・ホテルへの直接手配

   コロナ前の2019年までは、毎年のようにウィーン+1都市の“秋の音楽鑑賞旅行”
https://europedia.hatenablog.com/entries/2012/12/09に出かけていたが、ここ3年は中止していた。ようやくコロナも下火になってきたので、恒例の旅行を再開しようかと計画を練り始めたが、この3年の間に海外旅行を巡る環境が大きく変わったことに驚いている。

   先ずは、飛行機代、ホテル代、飲食費などの現地費用を含めた旅行費用の高騰だ。3月頃から、飛行機・ホテル代を調べ始めたのだが、見ているうちに値上がりが進行しており、ヨーロッパへの旅行者がなかなか増えない理由がよく分かった。

   値上がりの原因は、燃料など資源価格の高騰等による欧米各国のインフレ進行もあるが、ここにきて円安が加速しているので日本からの旅行者にはダブルパンチだ。
   2019年11月の旅のメモを見てみると、ウィーンで日本円の現金を両替手数料が低いことで知られている銀行で両替したところ1ユーロが約123円だった。両替に関する便利なサイトOANDA https://www.oanda.com/currency-converter/で今日現在のATMレートを調べてみると161円前後のようだ。3年半で約30%もユーロ高・円安になっていた。


 ヨーロッパ旅行に関して言えば、ロシアのウクライナ侵攻による飛行ルートの迂回に伴う燃料費や人件費など運航費用の増加と機材繰りの逼迫などにより、運航便数がコロナ前に戻せず、需給関係から来る運賃高騰も大きい。実感として航空運賃はコロナ前の倍近くになっていると感じる。

          

カタール航空中央アジア経由の飛行ルート

 これはコロナ以前からの傾向だが、飛行機、ホテルの手配は、それぞれのホームページからの手配の方が有利なケースが目立ってきた。 
 航空会社も「サポートが直接受けられ、変更・キャンセルも融通が効きます」などとホームページでうたっている。実際、内外の航空券予約サイトでは難しい、ヨーロッパ内でのストップオーバー、乗り継ぎ便の手配も航空会社のホームページでは可能な場合が多い。 

   欧州系航空会社の日本語サイトも充実してきている。ただし、複雑な乗り継ぎ手配は英語ページでは出来ても、日本語ページでは不具合が生じるなどの現象もあった。

   航空会社の選択に関しては、迂回による所要時間の増加やヨーロッパでのロストバゲージの多発などもあるので、出来ることなら目的地へのノンストップ便を選びたい。乗り換えはあるものの燃油サーチャージが課されないか、少額の産油国の航空会社は価格的には魅力的だったが、最近は燃油サーチャージが下がってきているので魅力は薄れてきている。

   ヨーロッパ往復の場合2022年10月1日から11月30日発券分はANAで116,000円だったが、2023年8月~9月の発券分は50,000円に下がった。オーストリア航空は50,800円となるようだ。
 各航空会社の燃油サーチャージを調べるのは、旅行会社 日本橋夢屋の「航空各社の燃油サーチャージ一覧」https://www.tokutenryoko.com/news/update/16646が便利だ。
               
   「航空運賃はコロナ前の倍近くになっていると感じる」と書いたが、団体パック旅行の方は倍にはなっていないようだ。旅行会社の仕入れ努力や工夫などで航空運賃やホテル代等が低く抑えられているのだろう。以前、私も試したことがあるが、前半は団体パック旅行に参加し、旅行会社に延泊の手配をしてもらって最終滞在都市でロングステイするといったパック旅行利用法もこの時期には考慮に値するのでは。       


    ホテルの手配では、ホテルやホテルチェーンのサイトが最低価格保証をうたったり、無料の会員登録をすると特典が付くなどのサービスも多い。また、航空券同様「サポートが直接受けられ(時には日本語で)、変更・キャンセルも融通が効きます」というのもメリットだ。バスタブ付きの部屋かなどといった細かな確認もできる。朝食付き料金が内外のホテル予約サイトより大幅に安いといったケースがあることにも気づいた。

   なお、ホテルの会員になるとWifi接続が容易になるなどの便利なアプリを会員向けに用意しているところもある。トラベルボイス6月8日の記事に“IHGホテルズ&リゾーツは、個別パスワードやログイン情報なしで自動でWi-Fiに接続する「IHG Wi-Fiオートコネクト」機能の提供を開始した”https://www.travelvoice.jp/20230608-153636という記事も流れていた。

 

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デビットカードで外貨預金から引き出し

 

   個人的にホテル予約等でメリットと感じるのは、デポジットをクレジット・カードでギャランティーすれば、宿泊料金本体は現地でユーロ払い出来るケースも多い点だ。実は、120円台で調達したユーロの外貨預金が残っていて、デビットカードhttps://moneykit.net/visitor/sbw/での支払いに直接その外貨預金から引き出せるからだ。調べてみると、ドルの外貨普通預金があれば、いったん日本円に両替することなく、直接ユーロ預金に移すことも出来るようだ。
 コンサートやオペラのチケットの手配はすでに演奏会場のホームページで予約を始めているのだが、これもデビットカードでユーロ預金から支払うことができた。
  ただし、同じ会場の別のチケットを手配しようとしたら、いったん引き落とされたが、演奏会場からは“Your online purchase was not completed”という返事で、再度の予約・購入をうながされた。外貨預金の口座からは既に引き落とされているのに困ったなと思いデビットカードの会社に問い合わせると、「この引き落としは仮のもので演奏会場からの最終確認が来なければ1週間以内に払い戻されると言われたので、再度、別のクレジット・カードでチケットを確保した上で、返金を待つことにした。2日後には無事返金が確認出来た。
   また、“別のクレジット・カード”を使う際も、メールで“あなた本人が支払いに利用されていますか”というダブルチェックが来た。クレジット・カード会社に聞いてみて分かったのだが、コロナ禍で3年半も海外での使用がなかったのでダブルチェックがなされたようだ。カード会社は、「海外での利用が見込まれるときは事前に通知があればダブルチェックが緩和される」とのことだった。また、海外での利用限度額も必要があれば引き上げておくと良いとアドバイスされた。
   デビットカードの2回目の支払いが出来なかったのも、ダブルチェック機能が働いたからかも知れない。
   コロナ禍などで久しぶりに海外旅行に出かけられる方は、クレジット・カード会社などに確認しておくと良いだろう。

   なお、当ブログの「晩秋のウィーン22日間の旅 その6」  https://europedia.hatenablog.com/entry/2020/02/29/144245でもふれたがヨーロッパの商店などでは、クレジット・カードやスマートフォンをレジのリーダーにかざして支払うコンタクトレス決済が主流になってきている。レジでカードを渡すと当然のように、先ず、かざしてみて、だめと分かると通常のカード決済端末に挿入し直すという2度手間がかかった。このかざす決済はNear Field Communication(近距離無線通信 略称NFC)と言うようで、日本でもVISA(三井住友カード)が“Visaタッチ決済”として導入している。JALカードにもこのVISA NFCに対応しているものがあるようだ。
 私の持っているデビットカードもコロナ禍の間に更新カードが送られてきたが、よく見てみると“タッチ決済”可能のマークが付いていた。


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海外旅行保険について

 

   最近、ヨーロッパ旅行に出かけた友人から「LINEを使いこなせないと海外旅行保険の緊急サービスも受けられなくなる」と言われたので、デジタル・トランスフォーメーションもそこまで及んだかと調べてみると、半分本当だった。
   いつも利用している東京海上日動海外旅行保険https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/travel/の場合だが、通常の海外旅行保険とは別に「リスク細分型海外旅行保険(MARINE PASSPORT)」という保険が新たに設けられ、保険金額・保険料ともに通常の海外旅行保険より低めだが、原則インターネットでの申し込み、クレジット・カードなどで決済となっており、“LINEのお友達追加をしていただくだけで、旅行先で何かあったときに「GPS機能を利用した最寄りの提携病院検索」や「弊社受付窓口へのLINE無料通話」等が利用可能となります。「カメラde翻訳機能」などの旅行先で便利な機能も搭載されています。MARINE PASSPORTでは保険証券を発行いたしません。
ご契約の成立後にマイページにて、「契約確認書」を印刷またはダウンロードして、ご旅行にお持ちください”とデジタル保険とでも呼びたくなる新商品だ。

   今まで通りの、「海外旅行保険https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/travel/kaigai/も並行して発売されている。この「海外旅行保険」を見ていて、気がついたことがある。ウェブ上で見積もってみるとコロナ禍前の2019年11月に入っていた同種のものと比べて保険料が倍額になっていたのだ(25日間ヨーロッパで45,790円!)。よくよく見てみると、2019年は年齢が60代、現在は70代。この違いで倍になっていたのだ。高額医療費用事故を年代別で見ると、シニア層が半数弱を占めてるというので無理からぬことなのだろう。
   なお、保険会社によっては70歳以上も同額というものもある。当然ながら補償内容は異なる。  
 海外旅行保険商品の比較検討には、価格.comの「海外旅行保険 比較」             https://hoken.kakaku.com/travel/?lid=pc_ksearch_relatedpageのページも役立つだろう。


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大型スーツケースについて

 

 旅行計画の開始とともに、旅行用品やスマートフォンなど旅の必需品についても最新情報を集め始めた。

   そんなときに、6月24日付け日経新聞土曜版の連載コラム「何でもランキング」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD08BQH0Y3A600C2000000/で“新型コロナウイルス禍が落ち着き、「今年こそ夏休みに海外旅行を」と考えている人もいるのでは。1週間以上の旅行に便利な、使い勝手のよい大きめのスーツケースを専門家が選んだ”というタイムリーな記事が目に入った。

   当ブログ“無料手荷物サイズ規則の変更に伴うスーツケースの買い換え”https://europedia.hatenablog.com/entry/20140826/p1 で取り上げた“2.8kgという驚異的な軽さのものがサムソナイトの「コスモライト Cosmolite Spinner スーツケース サイズ75cm 容量94リットル」”を今まで愛用していた。しかし、取っ手(キャリーバー)がT字型で1本のため、機内持ち込みの独ストラティック社製のキャスター付きバッグなどをキャリーオン(二段重ね)するときにバッグを固定するための2本の背面ベルトが安定しないので、逆U字型2本の取っ手の最新型スーツケースを探していた。

             

2本の背面ベルトでゼログラに固定したキャリーオンバッグ

        ASIN:B07F45ZRSP:DETAIL  ストラティック社製のキャスター付きバッグ
                                            
   「何でもランキング」の記事で1位に輝いたのが、埼玉県にあるかばんメーカー“シフレ”https://www.siffler-store.com/のゼログラ(ZER2088-66)というポリカーボネート樹脂を100%使った軽量樹脂タイプのスーツケースだ。
   高さ71×幅51×奥行き32センチで、3辺の和は154cm、容量105リットル、重量3.6キロ。多くの航空会社が、国際線無料預け入れの預ける荷物のサイズをキャスターと持ち手の突出部分を含む3辺の和が158cm以内としているが、余裕をもってその基準内だ。税込みメーカー希望価格は30,800円
   記事のコメントには、「走行音がとにかく静か。夜間の帰宅時や海外の石畳で効果を発揮しそう」とあった。

   今まで、愛用していたコスモライトは、ゼログラに比べて奥行きが1cm小さいだけのサイズの違いだが、容量は94リットルと、ゼログラの105リットルに比べ小さかった。実測したわけではないがこの11リットルの差は大きいはずだ。なお、重量はコスモライトの方が2.8kgと軽かった。
   記事が掲載されたその日のうちにネットでゼログラを探してみると、amazonで最も安く売られていたので早速購入。29,700円の表示価格から10%の2,970円が期間限定割引となっていて、さらに3,168ポイントが加算されるので、実質23,562円だった。
 
             ASIN:B07CB5QG6T:DETAIL

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スマートフォンとオーディオ・ヴィジュアル

 5年ぶりにスマートフォンを買い換えた。まだ、充分使えたのだが、わが家も5Gの圏内になり、スカパーやwowowamazon music(無料版)などを快適に使いたいと思うようになったからだ。秋に、ヨーロッパ旅行を計画中なので、旅行に使えるアプリなどを使いこなすためにも、早めに最新機種になれておきたいというのも理由のひとつだ。

   機種は、以前使っていたものと同じSamsung社のものでGalaxy S23 Ultra          https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-s23-ultra/という高機能機種だ。
 メインディスプレイのサイズは6.8インチ、ストレージ は512GB。動画連続再生時間は最大26時間。4つのカメラを搭載しており、メインカメラの解像度は2億画素。ほかにも1200万画素の超広角カメラと、光学3倍・10倍ズームに対応する1億画素の望遠カメラを搭載している。本体に内蔵されるスタイラス「Sペン」で簡単にスケッチをしたりメモを書いたりすることもできる。

   5年の間の高性能・高機能化は凄まじく、自分にとってはオーバースペックでフルに使いこなせるようになるには、しばらく時間がかかりそうだ。日本製の機種も検討したのだが、性能・機能でこれに及ぶ物は見つからなかった。

   購入したのはdocomoのオンラインショップからで「いつでもカエドキプログラム」https://www.docomo.ne.jp/campaign_event/kaedoki_program/という、プランで、「23か月目に本機種を返却する場合、お客様負担額119,020円」で、プログラム加入なしの場合の支払い236,500円の約半額で済むというものだ。

   買い替え需要を生み出すためのセールス手法なのだろうが、ちょうど2年後には買い換えるつもりだったので、その話に乗ってしまった。買い換えるつもりのスマートフォンは、Galaxy Z Fold4  https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-z-fold4/のような折りたたみ端末で、2年後にはより進化したものが発売され、タブレットのような使い方もよりスムーズに行えるようになっているだろうという見込みからだ。そうなれば、今までのように、旅先にスマートフォンのほかにモバイルPCを持っていく必要もなくなるだろう。

 今回の機種を、docomoのオンラインショップで購入したのは、ちょうど、オンライン事前予約の期間限定キャンペーンが有り、「Amazonギフト券 20,000円分をプレゼント」とあったからだ。どうも、私は、スーツケース購入の件といい、“期間限定キャンペーン”に弱いようだ。
                    ASIN:4297136082:DETAIL

   スカパーhttps://www.skyperfectv.co.jp/wowowなどの有料放送は、おもにスカパー専用の衛星アンテナからスカパー・チューナー経由で65インチの液晶テレビで視聴している。
   もう加入してから10年以上になるためか、スカパーから“プレミアムサービスチューナー交換サポートキャンペーン”という案内ハガキが来た。
 交換も工事も無料で行ってくれると言うことだが、スカパーのホームページを見てもすでにハードディスク録画しているものが交換後も視られるのかどうかがはっきりしない。そこで、サポートに電話すると、「交換といっても、今まで使用していたチューナーをそのまま残すこともできるので、そうすれば録画済みのものも視聴できる」とのことだった。

   今までに、録り貯めたものはスカパーだけで容量が25TB(時間にして7,500時間!)ぐらいあり、今は放送を中止したClassica Japan などの貴重なオペラや演奏会の映像もある。カール・ベームバーンスタインカルロス・クライバーハイティンクムラヴィンスキーショルティ、クラウディオ・アバドカラヤンなど1970年代にウィーンで暮らしていた頃に実際に聴いたhttps://europedia.hatenablog.com/entries/2004/02/01巨匠たちの貴重な映像がたっぷりと保存されているので、かけがえのない財産だ。

   新たなチューナーPT-SH700A https://www.skyperfectv.co.jp/service/portal/kiki/sh700a/に交換してみると、画像がより鮮明になり、録画予約もしやすくなっていた。
 新チューナーは「8TBまでのUSBハードディスクを最大8台まで登録可能。USBハブを利用すれば、最大4台まで同時接続が可能」とのことだが、取り敢えず新たに購入した8TBのUSBハードディスクを1台接続しておいた。録画時間はこれ1台で約2,500時間あるので当分は間に合うだろう。あとは、古いチューナーに接続しているUSBハードディスクが壊れないことを祈るのみだ。

                   

ウィーン ブルクガルテンモーツァルト

 

■今日のブックマーク&記事■

□スカイチケットの海外航空券検索
https://skyticket.jp/international-flights/
      予約の最終段階まで進まなくても座席表から空席状況が見られて便利。

□トラベルボイス6月15日記事“旅行テックの国際会議「WiT Japan2023」、今年の注目ポイントを聞いてきた、激変する世界の旅行テック最前線、4年ぶりの完全リアル開催”
  https://www.travelvoice.jp/20230615-153676

□CNN Sat June 17記事“How simple luggage trackers became the hottest travel accessory”
  https://edition.cnn.com/travel/article/luggage-trackers-airtags-missing-bags/index.html

□CNN 6月18日記事 “3年間クルーズ船で暮らすことを決めた米国人女性、その理由とは?”   https://www.cnn.co.jp/travel/35204408.html

□Newsweekjapan 6月21日記事“日本でもこれから起きる...世界の航空業界を揺るがしている「旅行の形」の大変化とは?”https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2023/06/post-240.php

テキサス大学のPerry-Castañeda Library Map Collection  Ukraine Maps
   https://maps.lib.utexas.edu/maps/ukraine.html
   (ウクライナに関する地図のリンク集)

□Johnny Jet June 12記事“15 Tips for Surviving a Long Flight”
  https://johnnyjet.com/15-tips-surviving-long-flight-2/

□トラベルボイス6月23日記事“世界のホテル宿泊料金が上昇、ライフスタイル系が市場を牽引、トップは東京で1泊平均4万円超え”
  https://www.travelvoice.jp/20230623-153659

□通販サイト スーツケースマニア“リモワ電子タグとは”
    https://www.suitcase-mania.net/e-tag/